ローストビーフは子供が食べても大丈夫?食べていいのは何歳から?

クリスマスやお正月、誕生日パーティーなど、色鮮やかで見栄えのいいローストビーフ。私は、スーパーで買い物中に綺麗に並べられたローストビーフを見ると思わず衝動買いしてしまいます。

ついでにワインも買って・・・なんて。

何が美味しそうって、あの赤い色が最高ですよね。赤やオレンジは食欲を増進させる色なんですって。

なんか納得!肉が赤いって事は生の肉って事なのでしょうか?と言う事は、小さなお子さんは食べない方が良いのでしょうか?

小さいお子さんを持つ親なら心配になりますよね。

この記事では、「ローストビーフを子供が食べて大丈夫なのか」「何歳から食べていいのか」「食べる場合の注意点」について紹介します。

ローストビーフは子供が食べて大丈夫なのか?

赤いお肉を見ると生肉に見えてしまいますよね。実は、ローストビーフは生肉ではありません。

ローストビーフは表面を焼き色が着く程度に焼いた後、低温で長時間火を通して作る料理です。

つまり、生肉ではなく火が通ったお肉という事になります。

その為、子供が食べても問題ありませんが、しっかりと焼いた肉よりも傷みが早くなります。また、肉を噛み切る必要があるので、ある程度の年齢まで達していなければなりません。

ローストビーフは何歳から食べていいのか

一般的に3歳位になると、消化吸収機能・。抵抗力・吸収力が大人とほぼ同じになると言われています。ローストビーフを含めたレア肉や生卵も大体3歳前後から食べさせても良いという意見が多いですね。

したがって、ローストビーフを食べさても良いのは、3歳前後からになります。

しかし、大人と同じく消化吸収機能には個人差がありますし子供であれば、発達の状況なども、子供によって違ってくるでしょう。

あくまで3歳という年齢は最低のラインですので、少量ずつ様子を見ながら食べさせる必要があります。

実際に、子供が1人でローストビーフを噛み切って飲み込む力が備わってくるのは小学校に入学する頃、つまり7歳以降がベストなタイミングでしょう。

ローストビーフを子供に食べさせる時の注意点

最初は少量から

お肉によるアレルギーは比較的少ないですが、油断はできません。万が一アレルギーが発症し重篤化しないためにも、最初は少量のローストビーフを与えて、様子を見ましょう。

また、両親がアレルギーを持っている場合は、事前に医師に相談しましょう。

アレルギー反応は食べたあと1時間~4時間の間で症状が出ます。アレルギーの症状が出た場合は、病院に向かうか、緊急の場合は救急車を呼びましょう。

新鮮な物をたべさせる

ローストビーフは生ではありませんが、焼いた肉と比べると加熱が低いです。

また、一旦カットした肉は空気に触れる面積が増える為、最近が繁殖しやすく食中毒の危険性も出てきます。なるべく早く新鮮なうちに子供に食べさせましょう。

加熱してから食べさせる

低温で加熱しているとはいえ、高温で焼いたお肉に比べると傷みが早いです。子供は抵抗力が大人に比べて弱いので、切り分けたローストビーフの表面を焼いて加熱してから食べさせましょう。

細菌は、肉の表面に付着していて、中まで入り込む事はありません。ステーキってレアでも食べられますよね。これが理由です。表面を焼いてしまえば、食中毒などに感染するリスクは低くなるでしょう。

塩分や調味料に気を付ける

小さい子供は調味料や塩分の多い食べ物に慣れていません。塩分は肝臓への負担も大きく、脱水症状を起こす恐れもあります。

また、小さい頃から塩分の多い食事を与えてしまうと濃い味に慣れてしまい、将来的に生活習慣病を引き起こす可能性が高くなります。

なるべく味の薄い部分を与える、もしくは、塩分や調味料を落としてから食べさせると良いでしょう。

塩分に関しては大人も同じですね・・・大人も塩分控えめを心掛けましょう。

しっかりと教える

小さい頃から、ローストビーフを食べさせてしまうと、生肉でも食べられると勘違いする可能性があります。

生肉は食べてはいけない。「肉はしっかりと加熱してから食べる物」としっかり教えましょう。

まとめ

今回の記事をまとめると・・・

1.ローストビーフは低温で長時間調理されており、生肉ではない。
しかし、焼いたお肉よりは傷みが早い。

2.ローストビーフは子供でも食べられる。3歳前後から様子見ながら食べさせる

ベストタイミングは7歳以上。

3.食べさせる時の注意点
・アレルギーに注意しがら、少量ずつ食べさせる。
・生肉ではないが、痛みが早いので新鮮な物を食べさせる。
・カットした肉の表面を焼いてから食べさせる。
・塩分や調味料をそぎ落としてから食べさせる。
・生肉を食べてはいけないとしっかり教える。

クリスマスやお正月、誕生日パーティーなどで重宝されるローストビーフ。「新鮮な物を食べる」「加熱をする」など、記事で紹介した注意点は他の食材でも同じ事が言えますね。

食中毒の危険性はローストビーフに限った事ではありません。注意すれば未然に防ぐ事ができます。

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