買ってまだ数週間しか経ってないのに、洗濯しようとしたら柔軟剤がドロドロに固まってしまい、使えなくなってしまった経験はありませんか?
まだほとんど使ってないのに!と、苛立ちを覚えた経験はありませんか?
この記事では、ドロドロの原因、固まってしまった場合の対処法、固まらせない予防策や固まりやすい柔軟剤の種類まで一挙にご紹介します。
この記事をお読みいただければ、皆さんのお悩みもきっと解決するはずです。
柔軟剤がドロドロに固まる原因
固まりやすい柔軟剤の多くは、微生物によって分解されやすい生分解性という性質を持つ界面活性剤から作られています。
つまり、微生物によって、最終的に水と二酸化炭素に分解されるという、とっても環境に優しい、エコな柔軟剤ということです。
でも、その性質がゆえに、実際にその柔軟剤を使う私たちからすると、ちょっと困った事態になってしまうこともあります。
特に次のような環境の下で、柔軟剤がドロドロに固まってしまったり、成分が分離して柔軟剤として使えなくなったというお話がたくさんあります。
・寒い場所に保管していた
・暖かくなる場所に保管していた
・水場の近くで、湿気のある場所に保管していた
・一度使用後、数週間使わなかった
・一度も使っていないが、数ヶ月間使わずにしまっておいた
たったこれだけのことで?と思い、正直びっくりしましたが、同じく驚かれている方もたくさんいらっしゃいます。
環境にいい製品だと聞けば、「すごくいいじゃん!環境に優しい商品を買って、エコに貢献!」と思いますよね。
しかし実際に自分が同じ目にあったら、ちょっと困っちゃいますし、同じ柔軟剤を使い続けるのであれば、ぜひとも上手に使い続けるコツを知りたいところです。
柔軟剤がドロドロに固まる場合の対処法
柔軟剤メーカーの相談窓口では「使用は控えて、捨ててください」と言われます。…言われますが!…どうしても諦められない皆さん、捨ててしまう前に、ぜひ一度次の方法を試してみてください!
・ドロドロの塊をビニール袋に入れ、ぬるま湯を入れて、手で「ぐにゅぐにゅ」ともみほぐす
・柔軟剤の容器にぬるま湯を入れ、思いっきりシャッフル!
この方法で使えそうな位の液体になった柔軟剤は、お湯で薄まっていますので、規定量より多くの分量を使って洗濯しましょう。
量が少ないと、柔軟剤を使っていない時のように、ごわごわになってしまいます。
また、液体になり切れなかった塊は、洗濯機の故障のもとになりますので、一緒に洗濯機に流し入れてしまわないように気をつけましょう。
柔軟剤がドロドロに固まるのを未然に防ぐ方法
柔軟剤が固まらないようにするポイントは、たった2つです。
①高温多湿や気温の変化が生じない場所に保管する
②短期間で使い切る
まずは、今保管している場所を確認しましょう。洗濯機の横や、お風呂横の洗面台の下など、湿度の多い場所に置いてありませんか?
お家の北側など、朝晩で気温の差が大きい場所に保管していませんか?
保管庫などがあればいいのですが、いい環境でないと知りつつも、そこにしか置けないという場合もあります。
もし洗濯機のすぐ近くにしか置けないようでしたら、横ではなく、なるべく上の方に置きましょう。突っ張り棒などで、新たにスペースを作るのも方法の1つです。下に置くより気温の変化は少ないですよ。
屋外に洗濯機があってその横に置いている場合は、せめて柔軟剤は屋内に避難させてあげましょう!
そして、なんと言ってもやはり、一度使用後はあまり長期間放置せずに、使い切ってしまうことが大切です。
そういう意味では、複数の柔軟剤を使われる人のサブ柔軟剤には適さないと考えたほうがいいでしょう。
固まりやすい柔軟剤について
レノアとダウニー、ガーネッシュの3種類は、特に固まりやすいという口コミが多いです。
ガーネッシュの柔軟剤、大好きで私も使っています!
どの柔軟剤もいい香りで有名ですし、量販店で手に入りやすい柔軟剤ばかりですが、試しに買う場合には、一定の期間内に使い切れるかを考えてから購入するようにしましょう。
まとめ
柔軟剤は、性質がとても変化しやすいものです。
・気温差の大きい場所
・湿気の多い場所
は避けて、保管に適した場所に置きましょう。
そして何より、一度使った柔軟剤は、一定期間内に使い切るようにしましょう。
日本ブランドだとレノア、海外ブランドだとダウニーとガーネッシュが要注意です。どの製品もとってもいい香りの柔軟剤ですが、固まりやすいという認識をもって、扱いましょう。
例えば、タオルや寝具など、普段着る洋服以外のものにはちょっと多めに使って、香りも楽しむし、早めに使い切る、そんな柔軟剤満喫ライフを送れるといいですね。
今日もお気に入りの香りに包まれて、最高にリラックスできる睡眠を楽しみたいと思います。皆さんも、お気に入りの香りの柔軟剤を諦めず、うまく管理して、ぜひ毎日を楽しく過ごしてください。