心が荒んでいる人にぜひ試してほしい予防と3つの対処方法

人間生きていれば「今、心が荒んでるな」と思うことはいくらでも、誰にでもあると思います。私もある時期には、何もかも上手く行かなくなって心が荒みまくっていたことがありました。

その結果自分が嫌いになって、周りも嫌いになって、更に上手くいくこともいかなくなってしまうという悪循環に陥ります。性格によって、常に心が荒んでしまうという方もいると思います。今回は、荒みまくった挙句、周りに相談し、抜け出せた私の方法をご紹介します。

心が荒むのって何で?

心が荒む時というのは、人によってそれぞれだと思います。忙しい時、自分だけ上手く行っていない時、誰かにイライラした時。多くの場合、自分の心に余裕がない時に「心が荒んでる」と思いますよね。

そして「自分だけなのではないか」、「人に優しく出来ない自分はダメ」だと悪循環思考になりがちです。究極に心が荒んでいた時期は、私もそう思うことがほぼ毎日でした。

でも実は、「人生山あり谷あり」と言うように、毎日のことでも嬉しくて穏やかな時期と荒んでいる時期があるというのは心のバランスを取る上でとても重要だと私は思います。かに荒んでいる時期は「こんな気持ち嫌だ」と思い、辛いですよね。

しかし、心が荒むということは誰にでも起こり得るもので「自分だけが変なんじゃないか」と思う必要もありません。出来る限り、「そういう時期なんだ」「これを通り過ぎたら、また穏やかになれる」と思い心のバランスを取っているんだと、思うようにしましょう。

原因1.努力が報われなかった

がんばっているのに思い描く結果を出せないとか報われない経験をすると、「もうどうでもいいや」と自分自身に失望し、心が荒んでいきます。

中高生の部活動でよくありそうなシチュエーションではないでしょうか。居残り練習までしてがんばったのにレギュラーメンバーに選ばれなかった。しかも選ばれたのはいつも練習をさぼってばかりいたアイツ・・・みたいな。

それから受験や就職試験でもこうしたことがよく起こります。特に親が教育熱心だったり高い地位についていたりすると、子供にとっては余計にプレッシャーがかかるので、「親の期待に沿えなかった自分には価値がない」と思い込み、卑屈な性格になってしまうのです。

誰でも子供の頃や物事の初めにおいては希望にあふれてワクワクしているもの。例え今心が荒んでいるとしても、根っからの根性が曲がっているわけではなく、何かをきっかけに考え方が変わってしまったという経験があるはずなのです。

原因2. 経済的に余裕がない

「貧乏人は心も貧乏」という言葉を聞いたことはありますか。お金がなくカツカツの生活を送っていると、自分のことを最優先に考えるため、他人を思いやるだけの余裕がなくなってしまうということです。

私はその昔、転職の合間の生活費を稼ごうと梱包工場で日払いの仕事をしたことがあります。工場での労働賃金が決して良いと言えないことは想像に難しくないと思いますが、実際にそこで働いていたのはみずぼらしい身なりの人がほとんどで、人当たりが強く、物の言い方が乱暴な人が多かったのを覚えています。

一方で、世間的に名の知れた有名企業で働く人々は物腰が柔らかく、中でも企業のトップで活躍する社長たちは、話しぶりが極めて穏やかで丁寧であることが多いものです。

原因3. 人間関係

何かとストレスの多い現代社会。ベストセラー本「アドラー心理学」の中にも書かれていますが、日常生活で生じる悩みのほとんどは人間関係なのだそうです。社会の一員となって生きるうえで、人とのかかわりを絶つことはできません。自宅でも仕事場でもこの問題は付いて回ります。

相手が友人や恋人となると連絡をしない、会わないという選択肢がありますが、会社の同僚や仕事相手となると、いくら苦手でもうまく付き合っていかなければならず、心的な不快感は溜まる一方です。

出世に向けて熾烈な競争社会を生き抜いている人や、女性であればママ友や上司のマウンティングに耐え忍んでいる人もたくさんいるでしょう。関係を円満に収めるために相手の求める役割を演じなければならないということは、非常に強いストレスを伴います。

これは職場に限らず家庭内でも同様で、「良い母」、「良い夫」、「良い子」になろうとして自分の意見や感情を押し殺しながら生活していると、ふとした時に抑え込んでいたものが溢れ出し、何もかもを放り出してしまいたくなることもあります。必死で生活していれば、いつのまにか心が荒んでしまうのも珍しいことではありません。

原因4. 恋愛

時に甘く、時に苦いのが恋愛です。どんなにラブラブで始まった相手とも大抵の場合、密月は長くは続きません。浮気などでパートナーに裏切られたり、ひどい仕打ちを受けたり、時には立ち直れないほどの大失恋を経験することもあるでしょう。

そうすると心が深く傷つき、「もう男(女)は信じられない」と思うほど恋愛に対してマイナスな印象が植え付けられてしまいます。特に相手への思いが強いものであればあるほど日常生活への影響も大きく、仕事にまで支障をきたしてしまうケースもあります。

ただこの場合、原因ははっきりしているので、時間がたったり、新しい恋が始まったりすれば、元に戻るのは他のケースよりも比較的に難しくないでしょう。

心が荒む兆候

自分のことで精一杯になり他人への当たりがきつくなったり、他人の時間を無駄にしたり相手に迷惑をかけたりしても構わないという自分勝手な気持ちは行動にも表れるので、時間に遅れがちになったり、自分が悪いのに謝れない、ミスを認めない、何かしてもらってもお礼を言わないなど謙虚さがなくなったりします。

そして他人だけはなく自分自身に対しても関心がなくなっていくので、自分を大事にしなくなります。暴飲暴食をする、部屋を掃除しない、身だしなみに気を使わないなどがその例です。

荒んだ心が誘発する悪影響

心が荒むというのは誰でも経験することです。仕事に家事に忙しくしてたら、たまにはそんな日だってあるでしょう。しかし何日もその状態が続いてるとしたら、ちょっと立ち止まってください。自分の状態も、周囲の状況も、客観的に見つめ直す必要があります。

実際に今、心の荒んでいる人がこれを読んでも「うるさい!」と罵声をあげたくなるかもしれません。それでは、最近の出来事を思い返してみてください。家族でも友人でも会社の同僚や上司でもいいです。あなたに対する彼らの接し方は、今までのままですか?

私はこれを実体験で学びました。仕事もプライベートもまるで上手くいかず、文字通りどん底の状態だったときのこと。出社してもろくに挨拶もせず、話しかけられればにべもない返答をし、四六時中、仏頂面をしていました。

もちろんわざとそうしているわけではないのですが、何せ自分を客観的に見られていないので、自分の振る舞いが刺々しいことも、失礼きわまりないことも、それによって職場の雰囲気を悪くしていることにも気づけなかったのです。

幸か不幸か(今となってはあれは完全に不幸だったと言い切れますが)、我が職場はとにかくのほほんとしていて皆さまが優しかったので、私のことを不快に思いつつも、厳しく諭すような人は誰もいませんでした。

おそらく半年くらいはその状態が続いたのではないでしょうか。相変わらず私は他人の気持ちを慮る余裕なく過ごしていました。そしてようやく気づき始めます。自分に対する周りの態度がなんだか冷たいのです。

誰か1人だけではなく、みんながそうでした。皆さま大人なのであからさまに爪弾きにされるようなことはありませんでしたが、そこではっきりと以前との違いを意識し、このままではいけないのだと、心を入れ替える決意をするに至りました。

もうお気づきでしょう。心が荒んだまま生活していると、結局のところ損をするのは自分です。周りにたしなめてくれる人がいればいいのですが、年を増すに連れて叱ってくれる人というのは減っていくものです。

となると、自分で気づいて改めるしかありません。ここでもう一つ頭に入れておくべきなのが、一度失った信頼はなかなか回復できないということ。自覚がある方は手遅れにならないうちに自分の振る舞いを思い返し、言動を正していきましょう。

心を荒ませないための予防法

心が荒んでいるときに厄介なのが、自分では気づきにくいということです。ですので、日頃から荒まないようにするには「心が荒みそう」、「疲れているな」と感じた時に先手を打ち、心のケアをする必要があります。

そう思った時には、可能な限り人と話すことをやめるのと、気持ちの片づけ方を知るところからです。人と極力話すのをやめるというのは、社会で生きている以上徹底は出来ません。

1. 人と話すことをやめる

話しかけられたら対応するくらいの気持ちで、自分からは話しかけないという意味合いですね。それなら、自分の中の問題なので徹底出来そうな気がしませんか?

心が荒んでいる時期というのは、どうしてもイライラして、人に当たってケンカをしてしまうということもあると思います。それを自分の可能な範囲で食い止めるということですね。

2.気持ちの片づけをする

そして、一日が終わった時に気持ちの整理や片づけをします。心も部屋と一緒で、定期的に片づけをしないとパンクしてしまうものです。この片づけ方については個人差があると思いますが、私がやっている方法だとベッドに横になり何もしないことです。

天井を見つめるでもいいし、目を閉じるでもいいので、とにかく自分を解放する気持ちで何も考えず、何もせずに、思いっきり自分を甘やかすんです。私は自分を甘やかせるのは、自分だけだと思っています。

「こんな気持ちになって自分はダメだ」と否定するより、「こんなになるまで良くやったじゃないか」と自分を褒めて甘やかすんです。それから、個人的には「心の片づけ」に関する本を読んでみるのもオススメです。

私は心が荒んでいる時期に、そういう本を片っ端から読んで自分の心の整理法を知りました。焦ることはありません、まずは自分を甘やかすところから始めてみましょう。

心が荒んだ後の対処法

予防をしていても、心が荒んでしまうことだってあります。それはもう、人間の作り上避けられないことです。問題は、荒んでしまった後にどう対処するのがいいのかということですね。

これも人によって様々で、「これがいい!」という断言は出来ませんがその中でも私がオススメを紹介します。

「お風呂にゆっくり浸かって早く寝る」

心が荒んでいる状態で、改善しようとアレコレするのは、逆に悪化するような気が私はしています。なので、ユニットバスの人でも、お風呂にゆっくり浸かって、早目に寝る、そうすれば人と接する時間も少なく済みますしね。

睡眠というのは、とても重要な部分ですので、本当に疲れている時はさっさと寝るに限ります。可能な状況であるなら、一人になるのもいいですね。一人になると、意外と冷静になれて心の整理が出来ることもあります。

旅行に行く

心が疲れたら日常から離れて気分を一新するのが一番。目に映る景色も出会う人々もすべてが初めてなので、代わり映えのしない世界に新鮮な風を吹き込んでくれるはずです。余裕があるなら海外旅行がおすすめ。

文化も価値観もまったく異なる国を訪れてみたら、悩んでいたことがばかばかしく思えたり、何か新しい発見を得られたりするかもしれません。旅行には旅行ならではのハプニングがつきものですが、それも良い刺激です。自宅に到着するころにはすっかりリフレッシュできていることでしょう。

お金を使う

買い物で散財したり、大量の食料やお酒を買い占めて暴飲暴食したりしてストレスを発散するのは、割と一般的なやり方です。普段からお金を使いまくっている人にはあまり効き目がないでしょうが、節制を心掛けている人にとっては、たまにはいいかもしれませんね。

香りで癒される

体をいたわりながらストレスを解消し、心を落ち着けてくれるのが香りの魅力です。たくさんお金を使ったり、健康害したりすることもありませんので、個人的には非常におすすめ。

一口に香りといっても、アロマや入浴剤、ハーブティーなど種類は色々あるので、自分に合うものを選んで生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

心が荒んでいる、荒みそうな時のポイントは3つです。

1.心のバランスを取る上では、心が荒むのが必要な時もある

2.荒んでしまう前に自分を思いっきり甘やかして予防する

3.荒んでしまったらお風呂にゆっくり浸かって早く寝る

本を読んだり、ストレス発散を試みてみるのもいいですが、まずは自分に出来そうな簡単なところから予防や対処を始めてみると、今後の自分の心の整理の仕方も分かってきます。

誰にでもあることなので「自分だけなのかも」と不安になることはありません。荒んでしまうのは仕方のないことなので、自分に合った対処法や予防法を見つけておくのが重要だと思います。

ストレス社会の世の中ですが、自分の心との上手い付き合い方を見つけて頑張りましょう!

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