車の運転が向いてない人の特徴や性格は?下手な人の運転の仕方について

日本では18歳になると車の運転免許を取得できます。ただ、免許を取得したからと言って、全員が「運転に向いている」かというとそうではありません。

運転で車に乗っている人、車がないと生活できないから仕方なく乗っている人、色々いますよね。また、好き嫌いにかかわらず、運転の上手な人、そうでない人、得意な人、不得意な人、色々いると思います。

安全第一で注意していてもうっかりぶつけてしまった、など苦手意識のある場合もありますよね。「あれ、もしかして運転向いてない・・・?」と思ってしまうこともあるのではないでしょうか。

この記事では、運転に向いていない人の特徴をまとめていきます。

車の運転が向いていない人の性格的な特徴

それでは、車の運転が向いていない人は、性格面からみるとどのような特徴があるのでしょうか?

安全志向がない人

車の運転はもちろん安全第一です。安全を軽視してしまうと、人や建物などに接触し、一歩間違うと重大な事故につながってしまいます。

狭い道でスピードを出す、歩行者がいるにもかかわらずスピードを落とさないなど、周りへの注意が不足している場合、安全志向が不足しています。このような人は、車の運転には向いていないといえます。

法律を守らない人

安全はもちろん、それ以前に車の運転には法律が付きまといます。

道路交通法にはたくさんのルールが定められていますね。これらはもちろん厳守することが前提での運転です。

例として、シートベルトをしない、運転免許証を携帯しない、信号を無視する、など、当たり前のことであると同時に法律で定められていることを守らない場合、車を運転することは向いていませんね。

自己中心的な人

車の運転が向いていない一番の代表例かもしれません。自己中心的な思考の人は法律も守らず、他の人に迷惑をかけようと自分のためだけに運転してしまいます。

混雑する道で追い越しをしようとしたり、割り込みをしたりと、他の人に迷惑のかかる運転をする人は自分のことしか考えていません。

周りや他者の安全も気遣ったうえで、安全に運転できない人は、決して運転が向いているとはいえません。

攻撃的な人

攻撃的な性格の人は、自分が運転中に他の車に追い越されたりすると、それに対抗して追い越し返したりする場合があります。

追い越されたり、割り込まれたり、クラクションを鳴らされたりと、他の車からのアクションに対しやり返したくなったり、スピードの遅い車にイライラしたりしてしまう人は、周りへの注意が不足してしまいますので運転には向いていません。

また、こうした攻撃的な性格ゆえにあおり運転が起こったりしてしまい大問題です。あおり運転も正式に取り締まられる世の中になりましたが、自分がイライラしやすいと感じる人は要注意です。

神経質な人

攻撃する側も問題ですが、あまりに神経質な場合、他の車からの攻撃に対してや周りからのアクションに対しイライラしたり過度に不安になったりしてしまいます。

その結果、運転への集中力もなくなり、注意力がなくなり事故に至ってしまうケースもあります。

運転中は、安全に注意し、集中して、落ち着いて冷静に、を心がけてほしいですが、もし過度にイライラしてしまったり不安になってしまう場合は注意しましょう。

精神を落ち着かせるアロマなどを車内に置いたり、ゆったりした音楽を流したりするのもおすすめですよ。

せっかちな人

運転中に最も注意すべきは、落ち着くことです。急いでいたり、他の車からクラクションを鳴らされたりしてしまうこともあるかもしれませんが、焦ってはいけません。

せっかちだったり、焦りがちな人は、最も運転中に注意すべきといえます。

あまりにせっかちすぎる人は、スピードを出し過ぎたり、自己中心的な運転になってしまったりする場合がありますので、運転に向いているとはいえません。

優柔不断な人

黄色信号で進むか止まるか、信号のない交差点などでどう進むか、狭い道ですれ違いきれないときに進むか戻るか、など自分で判断を迫られる場面は多々ありますよね。運転中の判断はどれも一瞬で頭を回転させる必要がありますし責任も伴います。

そんなとき、優柔不断で「どうしようどうしよう!」となってしまっては、他の車への迷惑にもなってしまいますし、自己にもつながりかねません。

あまりに優柔不断な人は、運転に向いているとはいえませんね。ただ、もしそんな場面に出くわしてしまった場合は、「安全な方」で選ぶと良いと思います。

黄色は無理せず止まる。狭い道はゆっくり通る、すれ違えないときは譲る。焦らず落ち着いて運転できるようになっていきたいですね。

パニックになりやすい人

優柔不断にも通じますが、事故でなくても判断に迷う場合「どうしようどうしよう!」で判断ができなくなってしまったり、次に何をすべきかわからなくなってしまう場合があるかもしれません。

予期せぬ事故は焦ったりパニックになるのは仕方ないことかもしれませんが、あまりにパニックになってしまっては事故を拡大してしまうこともあるかもしれません。

パニックになりやすい性格の人は、あまり運転には向いていないといえます。

車の運転が向いていない人はどんな能力が足りていないの?

性格的な部分をまとめていきましたが、それでは能力としては、車の運転が向いていない人に足りないものはどんなものがあるでしょうか?

注意力散漫な人

性格的な部分にも通じるものがあるかもしれませんが、そもそもの能力として「注意力散漫」という場合は運転にとって致命的です。

運転をすることに集中し、安全第一で目の前の道路や通行人に色々注意を払うことは必要ですが、関係ないことに注意がひかれやすい場合、要注意です。

携帯が気になる、会話や音楽などに夢中になりすぎるなどはもってのほかですが、もし旅先など景色のきれいなところをドライブしていた場合に景色に見とれすぎた、などもありえるかもしれません。旅先の慣れない土地だからこそ、さらに注意して運転したいですね。

空間認識能力がない人

判断力にも通じるところがありますが、道幅や交通量、通行人の有無など、運転している場所がどのような状況なのかを認識し、判断する必要があります。

この認識ができないと、飛び出してくる通行人や自転車などを予測できなかったり、スピードを出し過ぎたりして事故につながってしまいます。

運転していなくても、例えば家の中でどこか狭いところでぶつかったり、階段の幅を認識しきれなかったりと、小さなミスもたくさんあると思います。あまりに空間把握が苦手な場合、あまり運転には向いていないでしょう。

車の運転が向いていない人と言われてしまう運転の仕方

ここまではその人の特性についてまとめてきましたが、それでは車の運転が向いていないといわれてしまう人たちの運転の仕方にはどのような傾向があるのでしょうか。

乱暴

スピードを出し過ぎる、あおる、急ブレーキをかける、ルールを無視する、など色々とまとめましたが一言でいうと、乱暴な運転ですね。

周りに気を遣わず雑で乱暴な運転をする人は、運転向いてないね、と思わず言ってしまいたくなるでしょう。

マイペースすぎる

スピードを出し過ぎるのもよくないですが、出さなすぎるのもよくないですね。極端に言うと、高速道路でゆっくりすぎる運転も危険です。

判断力のなさというところにもつながりますが、交差点や複数車線の道路などで判断ができず自分の運転だけに必死すぎて周りに迷惑をかけてしまうことが多々ある、という場合もあまり運転に向いているとは言えないです。

よくぶつける、事故を起こす

車同士の衝突事故や人身事故でなくても、ガードレールや物などにこすってしまうという場合もあると思います。

運転に慣れていない段階で1回ミスして学習し、その後何もなければよいですが何度もやってしまうという場合、空間認識能力や注意力が不足していると考えられます。

今後さらに大きな事故にもつながりかねません。もし、運転に慣れていないわけではないのに小さなミスを多発してしまうという人は、あまり運転に向いていないでしょう。

<まとめ>

  • 自己中心的、攻撃的な運転をする人は運転に向いていない
  • 空間認識能力が低い人は運転に向いていない
  • 判断力がなくパニックになりやすい人は運転に向いていない
  • ルールを守れない人は運転に向いていない

運転に慣れていない場合は緊張してしまうこともあると思いますし、慣れ過ぎていても自分の運転に過信してしまいます。

基本的なルールを守り、安全第一で運転を楽しみましょう!