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キャベツが苦い時の対処法 | 気になる原因と苦みを抑える4つの方法

一年中美味しいキャベツ。食べた瞬間「あれ?なんだか苦い…」という経験ありませんか?

そのまま食べてしまっていいのか、なにか悪い影響がないのか、気になる方もいらっしゃると思います。

この記事を読めば、なぜキャベツは苦くなるのか?が解決でき、美味しく食べられる対処法がわかります!

キャベツが苦い!食べても平気なの?

口に入れた瞬間苦味を感じると、思わずびっくりして腐っているのかと不安になりますよね。しかし、苦いからといって必ずしも腐っているというわけではありません。

実際にキャベツは腐ってくると、苦味よりもむしろ酸味、酸っぱくなってくるものです。

また、見た目も葉の色が変わってきたり、ドロっと溶けたような感じになるのですぐに分かります。

こういった状態になっていなければ腐っているわけではありませんので、上手に調理すれば食べても問題ありませんよ。

キャベツは苦くなってしまう理由

そもそもなぜ苦くなってしまう理由として、実はキャベツには元々苦さを感じる成分が含まれています。

本来野菜は、虫などに食べられないよう自身を守るための手段として、苦味や辛みを持っていることが多いのですが、この成分の一つに「イソチアシアネート」というものがあります。

キャベツなどのアブラナ科の植物が持っている成分で、これが苦味を感じる一番の原因。

身近な例としては、わさびや大根おろしを食べた時の辛い成分。あれもイソシアネートです。キャベツの場合は辛みではなく苦味として感じてしまうのですが、同じ成分です。

苦くなる原因はイソシアネートが空気に触れるため

そして、この成分は空気に触れることでより辛みや苦味を感じやすくなりますので、すったり刻んだりしたアブラナ科の野菜は辛みや苦味が出やすくなります。

キャベツが苦くなるのもこういった原理なのですね。ちなみに、アブラナ科の植物は意外に多く、菜の花やブロッコリー、かぶなどもアブラナ科の野菜です。

比較的よく見る、口にする機会の多い野菜ですね。あまり見ることはないですが、キャベツとかぶの花は菜の花のようでとてもよく似ています。

同じ種類の植物だなと実感できますよ。肥料や農薬のせいでは?と不安になるかもしれませんが、こういった影響はまれ。

もちろん、生育の過程で多少の肥料や農薬は使われていることが多いですが、苦味を感じてしまうほど使われているわけではありません。

調理法や保存方法でキャベツの苦さが変わる

苦い原因がイソチアシアネートということはわかりました。では調理法や保存方法では味は変わらないのでしょうか。

イソシアネートはそのままよりも空気に触れることでよりその成分を強く感じる特徴があります。すりおろした直後よりも、少し時間をおいたわさびがより辛く感じるのはこのため。

ですので、千切りなど細かく刻む調理法は、そのままかじるより苦味を感じやすくなります。

また、残ってしまったキャベツを保存するときにも気をつけていただきたいポイントがあります。

空気に触れたままにしておくと苦味が出てしまうので、切り口をラップでしっかり覆ったり、袋に入れる、新聞紙でくるむなどして、冷蔵庫で保管しましょう。

キャベツが苦みをあらかじめ防ぐ4つの方法

レシピの幅がひろいキャベツ。せっかくなら美味しく食べたいですよね。調理をする過程で、以下のような点に気をつけていると苦味を抑えることができますので、是非試してみて下さい。

水にさらす

イソシアネートは水に溶けやすいので、千切りなどで調理する場合は水に晒しておくと効果的です。

ただし、あまり長く水に浸けておくのはNG。イソシアネートはがんの予防にも効果があり殺菌効果もあるので、すべて流してしまうのはもったいないです。

ビタミンなどの栄養素も一緒に逃げてしまうので、水に晒す時間は2~3分程度がおすすめです。このくらいの時間であれば適度にシャキッとした食感で美味しくいただけます。

時間をおかない

空気に触れている時間が長ければその分苦い成分は増えてきます。切った断面が茶色く酸化してきて見た目も良くないので、なるべく食べる直前に調理するのもコツです。

よく研いだ包丁を使う

調理の際の調理器具、特に包丁の切れ味も重要です。切れ味の悪い包丁を使うと、切る時に野菜の細胞を潰してしまいます。

きちんと手入れをした包丁を使うと、スパッと切ることができ細胞を潰しにくくなるので、苦い成分を多く出さずにすみます。

玉ねぎを切る時によく切れる包丁のほうが涙が出にくいのと同じですね。

葉脈をたつように切る

キャベツの表面に走っている葉脈。この葉脈に対して直角に、葉脈を断ち切るように切ると甘みを感じやすくなるので苦味が抑えられます。

特に千切りなどは柔らかく味わえる効果もありますよ。

キャベツが苦い場合の対処法

調理の際に気をつけてはいても、千切りのまま放置してしまったり、切ってから時間が経って苦味がでてきた場合はどうすればいいでしょうか。

こういう時は煮物や炒めものなどの加熱調理です。キャベツは熱を加えると甘みが増し、苦味を感じにくくなります。また、しっかりと味付けをすることでも苦味を抑えることができますよ。

ただ、薄い味付けのスープなどにそのまま入れてしまうと、苦味がスープに溶け出してしまうので、一度水に晒すなどしてから調理してくださいね。

まとめ

・キャベツの苦味はイソシアネートという成分

・調理の際はよく切れる包丁で食べる直前に

・苦味を出さないために保存方法にも気をつける

・苦くなったキャベツは加熱して食べる

買ってきたキャベツはなるべく早めに調理して食べることが好ましいです。しかし、丸ごと買ってきてしまうと余ることもありますよね。

食べきれなかった場合は保存方法に気をつけ、苦くなってしまった場合には今回の記事の方法も試してぜひ美味しく食べて下さい。