油揚げの油抜きは本当に必要?しないデメリットや簡単な方法を解説

みなさんは油揚げを調理するときに、油抜きをしていますか?それともしていませんか?油揚げを使う料理のレシピには、「油揚げは油抜きしてから使用」などと記載されている場合が多いと思います。

しかし、「油抜きって面倒くさいなあ」と感じたことがある方も多いはず。そもそも何のためにやるのか、知らない方も多いのではないでしょうか。

わたし自身、油揚げを油抜きせずに味噌汁に使ったことがありますが、正直なところ油抜きをした時との差があまりわからず、「油抜きしなくてもいいのでは?」と感じたことがあります。

この文章では、油揚げの油抜きは本当に必要なのか?について解説していきます。読み終えると、油抜きの効果と必要性、油抜きの簡単なやり方を知ることができます。

油揚げの油抜きをしなくても問題はない?

結論から申し上げると、「油抜きはしなくてもOK」です。油揚げは油抜きをしなくても、普通に食べることができます。

ではなぜ油抜きが行われ始めたのか、理由は諸説あると言われているようです。一番の理由は、昔は油揚げを使い古した油で揚げていて、油のにおいが気なったからだそうです。この背景があるから、油抜の文化が作られたといわれています。

しかし現在の油揚げは、新しい油で揚げられているので、面倒ならば油抜きをしなくても問題ありません。

油揚げの油抜きはどういう時に必要?

油揚げは油抜きしなくてもいいとは言っても、油抜きをした方がいい場合があります。

ダイエット中の場合

油揚げは油抜きすることで、約30%カロリーをカットできます。油抜き前の油揚げ1枚あたり約120kcalですが、油抜き後には約85kcalになり、1枚あたり約35kcal減らすことができます。

油揚げは糖質がとても低く、最近では糖質オフ食材として注目されています。よりダイエット効果を高めるためにも、ダイエッターには油抜きは必須ですね!

味をしっかり染み込ませる料理の場合

油揚げの油は、油揚げ表面に膜を作り、煮汁や調味料が入り込みにくい構造になっています。ですから、油抜きをしないと煮汁や調味料などが良く染み込まず、残念な出来上がりになってしまう可能性があります。

味をしっかり染み込ませる料理の例は、

  • いなり寿司
  • きつねうどん
  • 巾着、袋煮

などが挙げられます。共通しているのは、食べた時にジュワっと煮汁があふれ出すところですね。油揚げの油抜きがしっかりされているものほど、汁がジュワっと染み出ておいしい料理になるのです。

油揚げの油抜きをしないことによるデメリット

デメリットは先ほど説明したものの逆ですね。

余分なカロリーを摂取してしまう

ご存じの方も多いと思いますが、油揚げは豆腐から作られています。もとは豆腐で糖質も低いので、カロリーも低いと思ってしまいがちですが、油揚げは文字通り「油で揚げている」のでカロリーは決して低くありません。

面倒くさいからと、油抜きなしで食べていると、落とすことができたカロリーまで摂取してしまうことになるので注意が必要ですね。

せっかく作った料理がおいしくない

先ほどの説明の通り、味を染み込ませたい料理を作る場合には、油抜きは必須です。味が染みていない油揚げで作られたいなり寿司、、、なんて想像してみるとあまり美味しくなさそうですよね。

正しい油揚げの油抜きの方法

ではここで、正しい油抜きの方法を3つご紹介いたします。簡単な方法から順に紹介します。

電子レンジで加熱する

電子レンジで加熱する油抜きの方法は2通りあります。まず、油揚げをキッチンペーパーで包んで電子レンジで温める方法です。

こちらは油揚げの水分が抜けて固くなりやすいので注意して加熱してください。つぎに、耐熱ボウルに水を入れて電子レンジで加熱する方法です。ラップをして600wで3分ほど加熱すればOKです。

熱湯をかける

お湯を沸かす余裕がある方は、こちらの方法を試してみてください。

まずお湯を沸かします。そして油揚げをザルの上に並べ、お湯を回しかけます。最後にキッチンペーパーなどで挟んで、軽く水分を取ったら完成です。

茹でる

この方法は、他の2つよりも少し手間がかかりますが、一番しっかりと油抜きすることができる方法です。

まずお鍋にお湯を沸かします。その後、油揚げをお湯の中に入れ、菜箸などで沈めたり揺らしたりして3分ほど湯通ししたら出来上がりです。こちらも、最後にキッチンペーパーなどで水気を切ってくださいね。

簡単に早く済ませたい時には、電子レンジで加熱や熱湯をかける方法で、余裕があり料理のクオリティを上げたいときには茹でる方法にするなど、時と場合によって方法を変えるのが良さそうですね。

油揚げを調理するときの注意点

最後に、注意点をご紹介します。

やけどに注意する

油揚げは水分をたくさん吸い込みます。熱湯を使って油抜きするときには十分にやけどに注意してください。

油抜きの後にキッチンペーパーなどで水気を取るときは、油揚げから熱湯がしたたって危険です。良く冷めたことを確認してから行いましょう。

料理に応じては油抜きしない方が良い

油揚げに味を染み込ませる必要のない料理の場合、油抜きせずに使うことで油分がコクになり美味しく仕上がる場合があります。例えば、

  • お味噌汁
  • ひじきの煮物
  • 切り干し大根
  • 油揚げピザ

などが挙げられます。お味噌汁には油抜きしない方が良いのは驚きですね。最近人気の油揚げピザも、油抜きしないことでよりカリッと仕上がって美味しくなるようです。

油抜きするかしないかは好みでもありますので、いろいろな料理で試してお気に入りのやり方を探してみてください。

まとめ

油揚げの油抜きの効果や必要性について、理解できましたか?

油抜きのポイントを次のようにまとめました。

  • 油抜きはカロリーオフになる
  • 味を染み込ませたいときは油抜きするべし
  • 油抜きの3つの方法 レンジで加熱、熱湯をかける、茹でる

このポイントをぜひ押さえてください。油揚げの油抜きの理由や利点がわかって、面倒くさがらずひと手間かけてみようと思っていただけたら幸いです。

正しい知識と方法で油抜きして調理して、油揚げをより美味しく召し上がってくださいね。