甘くてサクサクとした美味しいクッキーは、ひとつ食べると手が止まらないですよね。でも、いくら美味しくても気になるのはカロリーです。
たくさん食べると太ってしまうという悩みは、誰もが抱いていることです。実は、この記事で紹介する「クッキーの食べ方」を実践するだけで、簡単に太りにくく、美味しいクッキーを心ゆくまで堪能できてしまうのです。
なぜなら、私も万年ダイエットに勤しんでいますが、今日も大好きなクッキーをおやつに食べました。もちろん太りにくい工夫をして。
この記事では、太りにくい食べ方のポイントを3つ紹介していきます。記事を読み終えると、今後のダイエット真っ只中の時でも美味しくクッキーを食べられることができますよ。
目次
クッキーが太ると言われる理由
それではまず、クッキーの原料が何なのかを見ていきましょう。
カロリー、糖質
クッキーの原料は多い順に薄力粉、砂糖、バター、卵、ベーキングパウダー、バニラエッセンスとなっています。1枚あたりのカロリーは約48キロカロリー。糖質は5.6グラム。
トッピング
上記のカロリーと糖質はプレーンのものです。チョコチップがトッピングされたものや、アーモンドやココナッツなどが練り込まれていたり。
卵白と砂糖でコーティングされた可愛らしいアイシングクッキーなど脂質が多いものが入っていると、更にカロリーと糖質は跳ね上がってしまいます。
ながら食べ
テレビを見ながら、スマホを見ながら、雑誌を読みながらなど無意識に口に運んでしまい、知らず知らずのうちに1箱食べてしまったという経験は誰もが1度はやってしまったことがあるでしょう。
また、口が寂しくてつい食べてしまったり、小腹がすいたから少しつまむなど、そういった無意識に近い行動が太る食べ方と言えます。
また、サクサクとして軽い食感のクッキーはついつい手が伸びてしまい、たくさん食べてしまう傾向があります。
腹持ちも決して良いものとは言いにくい食べ物です。
空腹時の爆食い
ものすごくお腹が空いている時に一気に甘いものなど糖質主体の食べ物をたくさん食べてしまうと、血糖値が急激に上昇します。
それによってインスリンが過剰に分泌され、糖分を脂肪として蓄積しやすくしてしまいます。
更に、急上昇した血糖値が今度は急降下し、それによって食欲を更に増幅させてしまい、負のスパイラルに陥ってしまいます。
太るのを防ぐ食べ方
美味しいクッキーを罪悪感なく食べられる方法を紹介していきます。
食べる時間
これは1番重要なことです。夜中に食べるのと、午後3時のおやつに食べる時では、明らかに午後3時に食べた方が太りにくいです。
寝ている間は起きている時よりも活動量が少ないので、消費するエネルギーも少ないです。食べたカロリーは使うことなく体の中に溜め込んでしまい、非常に太りやすくなってしまいます。
実は3時のおやつを推奨する理由はしっかりとした根拠があり、1日の中で食べたものが1番脂肪になりにくい時間なんです。
BMAL1(ビーマルワン)という脂肪細胞に脂肪を溜め込む働きをするタンパク質の一種が、午後3時には最も少なく、夜10時には最も多くなるそうです。食べる時間を意識すれば、甘くてカロリーが高いクッキーも罪悪感なく食べられます。
クッキーへの工夫
今の世の中には太らないように工夫を凝らしたおやつがたくさんあります。もちろん、それはクッキーにもあります。おすすめはおからで作られたクッキーです。その理由は3つあります。
- 糖質が低い
- 腹持ちが良い
食物繊維が豊富
おからは大豆の絞りかすでできています。大豆はタンパク質が豊富で薄力粉より糖質は低めです。更に食物繊維も豊富で、便通の調子を良くしてくれる効果もあります。
また、おからクッキーの原料である「おからパウダー」は水分を含むと、お腹の中で膨らみます。おからクッキーと一緒に意識して多めに水分を取れば、少しの量で満腹感を感じやすく、食べすぎ防止につながります。
今は色々なおからクッキーが販売されているので、ぜひ自分のお気に入りのおからクッキーを探してみてください。
ちなみに筆者のお気に入りのおからクッキーは、「カフェ プリムラ」さんのおから100%クッキーです。
文字どおり、薄力粉を一切使っていないおから100%のクッキーなので、クッキー2枚と多めのお茶を飲むだけでかなり満腹になります。
ほろほろとした食感のソフトタイプと、コリコリとした堅焼きタイプのものがあります。コリコリの方が硬くて噛み応えがあり、食べた満足感が多いです。
味も、プレーン、ココア、白ゴマ、黒ゴマ、紅茶、ココナッツ、緑茶と7種類もあるので飽きずに食べることができます。また、口の中の水分をかなり持っていかれるので、最初は食べづらいと思ってしまうかもしれません。
そんな時は細かく砕いてヨーグルトに混ぜるととても食べやすくなるのでおすすめです。2枚ずつ包装されているので、職場に持っていくのにも便利です。
食べるときの注意点
食べすぎ注意!ダイエット中ならば1日の間食は100キロカロリー、そうでない時は200キロカロリーが完食には適切なカロリーとされています。
1枚48キロカロリーのクッキーならば、ダイエット中は2枚、そうでない時は4枚なら食べても太りにくいです。全く食べなくて我慢するよりも、少し口にして心を満たした方がストレスも溜まりません。
しかし、1度食べたら止まらなくなってしまう人はどうしたらいいか。自分たけのティータイムを演出することをお勧めします。
おしゃれなウッドトレーにクッキーを並べ、お気に入りのマグカップにノンカロリーのお茶を注ぎ、優雅なカフェの音楽を流しながら丁寧に味わうと、脳が満たされて暴食を抑制する効果があります。
そんな時間がなくても、食べるときに必ず何か飲み物を用意するはずです。それを香りの良いコーヒーや紅茶などにするだけで、心も食欲も落ち着きます。
まとめ
- クッキーは太りやすいおやつ
- 午後3時に食べる
- おからクッキーに変えて食べる
- 食べすぎない
ちょっとした工夫ひとつで太ることを怖がらず、罪悪感もなくクッキーを食べることができますので、ぜひ太らないクッキーの食べ方を実践してみましょう。