フルーチェは何歳から食べられる?赤ちゃんへの注意点まとめ

「フルーチェって離乳食みたいな見た目だけど、何歳からなら赤ちゃんに食べさせてもいいのだろうか?」子育てしている方の中には、このように思った方もおられるのではないでしょうか?

この記事では、赤ちゃんにフルーチェを食べさせるときに気をつけたいことを紹介しています。フルーチェは、赤ちゃんの成長と、食品の成分やアレルゲンに注意して食べさせることができるからです。

この記事を読むと、何歳から赤ちゃんに食べさせられるのかがわかり、フルーチェを楽しく食べることができます!

フルーチェは何歳から赤ちゃんは食べていいの?

赤ちゃんはフルーチェを食べていいのでしょうか?また、何歳からなら赤ちゃんに食べさせても良いのでしょうか?

ハウス食品によると、離乳食を終え、普通食を食べられるようになる時期からフルーチェを食べることができると案内しています。赤ちゃんが牛乳を飲むことができる時期、フルーチェに含まれている果物も噛めるような時期も考慮されています。

厚生労働省のガイドをみると、離乳食完了期は生後12カ月~18カ月頃とされています。また、子どもに牛乳を与える時期として1歳からが望ましく、離乳食期の完了とは形のある食べ物をかむことができるようになる生後12カ月~18カ月とされています。

ですから、離乳食を食べている赤ちゃんは、フルーチェを食べることができません。離乳食を完了したおよそ1歳~1歳半を過ぎた頃の赤ちゃんが、食べることができる目安の年齢です。個人差もありますので、赤ちゃんの様子をみて食べさせてあげてください。

フルーチェを赤ちゃんが食べるときに注意したい添加物

食品には、味や香り、品質を保つために添加物が含まれている場合があります。フルーチェも、添加物が入っている食品です。フルーチェを赤ちゃんに食べさせるときに気をつけるものはあるのでしょうか?

フルーチェいちごの原材料のうち、添加物はゲル化剤(ペクチン)、pH調整剤、香料、着色料(紅こうじ、くちなし)です。それぞれについて、詳しく調べてみました。pH調整剤は多く摂りすぎないよう注意が必要です。

ゲル化剤(ペクチン)

主に、かんきつ類やぶどう等の表面の皮に含まれている、粘ったり固めたりする成分です。もともと食品に含まれている成分なので、毒性はほとんどありません。

pH調整剤 ※要注意!

食品の酸性度やアルカリ度を調整するものです。食品は、味や健康上の観点から弱酸性が良いとされており、品質向上を目的としてそれぞれ適切なpHがあります。

またpH調整剤をはじめとして、添加物にはひとつひとつ表示する義務がなく、一括名で記載することができます。使用されている食品に具体的にどの物質がどの程度使われているかわかりません。

香料

食品に香りと味の一部をつけるものです。ほとんどが天然香料物質か食品成分と同じものですので、毒性はほとんどありません。

着色料(紅こうじ、くちなし)

食品に色をつけるものです。紅こうじ、くちなしともに天然の着色料とされています。

フルーチェを食べさせるときに注意したいアレルギー

赤ちゃんにフルーチェを食べさせるときに、注意するべきアレルゲンはあるのでしょうか?フルーチェのいちご味では、アレルゲンとしてりんごを含むと注意書きがあります。

また、フルーチェは牛乳と混ぜて作るものなので、牛乳アレルギーの場合も注意が必要です。フルーチェは豆乳と混ぜて作ってもおいしく食べられるので、牛乳アレルギーのある場合は挑戦してみても良さそうです。

ただし、豆乳で作った場合は、フルーチェの食感とは異なるものになるので注意が必要です。

フルーチェを食べさせるときのおすすめの食べさせ方

フルーチェは牛乳と混ぜることでお手軽に食べられるデザートですが、アレンジ方法もいろいろあります。その中でも、私がおいしそうだな~、やってみたい!と思ったおすすめのフルーチェレシピを紹介します!

  • *フルーチェムース*

いつものフルーチェに生クリームを加えるだけで、フルーチェがもっと美味しく食べられるようになります!

材料

  • フルーチェ1箱(200g)
  • 牛乳(100ml)
  • 生クリーム(100ml)

作り方

  • ボウルで生クリームを8分立てにします。
  • 冷たくした牛乳をフルーチェに加えてスプーンで手早く混ぜます。
  • ②に①の生クリームを少しずつ加えて混ぜ、冷蔵庫に冷やします。

これで完成です!いつものつくり方、材料にひと手間加えるだけなので簡単にできますね。

赤ちゃんより大きくなった子どもや大人には、さらにアレンジを加えて、タルト型に流してフルーチェムースタルトにしたり、ぎゅうひに包んでフルーチェムース大福にしたりするのもおすすめです♪

そのほかに赤ちゃんにフルーチェを食べさせるときに気をつけること

赤ちゃんにフルーチェを食べさせるときに、添加物やアレルギーのほかに気をつけることはあるのでしょうか?

牛乳の保存

フルーチェを作るときに混ぜ入れる牛乳。牛乳の保存期間は、一般的には開封前であれば製造日より1週間程度です。加えて、開封後は外部の菌が入って急速に変質することが多いので、2日以内に使い切るのが良いです。牛乳の品質には注意しましょう。

フルーチェと牛乳を混ぜたあとの消費期限

ハウス食品に表示によると『できるだけ、作ったその日中にお召し上がりください。フルーチェには保存料は入っておりません。翌日になる場合は、密閉性の高い容器に入れるかラップで包んで、冷蔵庫に入れてください。』

ということです。作ったら早めに食べてしまうのが、安全に美味しく食べるポイントですね。

まとめ

フルーチェは、離乳食が完了したおよそ1歳~1歳半の赤ちゃんから食べることができます。赤ちゃんにフルーチェを食べさせるときは、pH調整剤が含まれていることに注意してあげてください。

フルーチェにはアレルゲンとして果物が含まれていますし、牛乳を使って作るので、あてはまるアレルギーがある赤ちゃんには食べさせないよう注意したり、豆乳を使って作ったりしてみてください。

フルーチェを作るときは、牛乳と生クリームを混ぜて作るフルーチェムースにするのもおすすめです。フルーチェと混ぜる牛乳の保存期間にも注意しましょう。牛乳と混ぜて作ったら、できるだけ早く食べるようにしてください。