ニューボーンフォトが怖い、気持ち悪いと言われる理由は?対処法も解説

産まれて間もないかわいい赤ちゃんの一瞬を写真に収めるニューボーンフォトですが、場合によっては『怖い』『気持ち悪い』と言われてしまうこともあります。

ネットでニューボーンフォトと検索すると、『怖い』『気持ち悪い』といったキーワードが出てきて、ニューボーンフォトの撮影経験のある方でショックを受ける方も多いでしょう。

しかし、これからお伝えするポイントを押さえれば、『怖い』『気持ち悪い』という印象を持たれにくい写真を撮ることができるでしょう。

なぜなら、SNSなどで『怖い』『気持ち悪い』とされている写真には共通する理由があるからです。

この記事では、ニューボーンフォトが『怖い』『気持ち悪い』と言われる理由を紹介し、0歳の子どもの親である私の経験も踏まえた撮影の仕方やポイントもご紹介します。

この記事を読み終えると、自他共に満足できるニューボーンフォトが撮れるようになるでしょう。

ニューボーンフォトが怖い、気持ち悪いと言われる理由

おひな巻き・みのむし巻き

布で赤ちゃんの体をぐるぐる巻いたポーズが近年人気となっています。しかし一方では、人形や死体のように見えると言う意見があります。

おひな巻きは正しいやり方で巻けば赤ちゃんが落ち着く体勢であるとも一説には言われていますが、縛り付けられているような印象を受ける人もいます。

不自然なポーズ

肘をつく、四つんばい、うつぶせなどのポーズをしているニューボーンフォトもよく見られます。これらのポーズは産まれたばかりの赤ちゃんが自分でできる体勢ではないので、その不自然さから怖いと言われるようです。

中には合成写真の場合もあるようですが、「これは合成写真です」と説明でもない限りそのことに気がつくのは難しいです。

無理な体勢や、怖い・不自然なポーズをさせて撮影することが流行っていること・親の自己満足

SNSなどで、上記したようなポーズで赤ちゃんを撮影したニューボーンフォトが多く見られます。

怖いと言われる理由で挙げたような写真がかわいい・おしゃれとされる風潮に共感できない、無理な体勢をとることによる赤ちゃんの苦しさや負担を考えない撮影者や親の自己満足に対して考えが理解できない、というような点から『気持ち悪い』と言う人がいます。

ニューボーンフォトのメリット・デメリット

ニューボーンフォトのメリット

産まれたばかりの赤ちゃんの成長は本当に早く、あっという間に大きくなります。新生児期はあまり外出できないので、人に会うこともたくさんはできません。

最近はコロナウイルスの流行もあるのでなおさらです。写真に残しておくことで友人や親戚など多くの人々にもその一瞬の姿を見せることができます。後で見比べてみて赤ちゃんの成長を感じられるのも良いところです。

デメリット

産後間もない赤ちゃんやママは体力がありません!撮影のために衣装や小道具などを準備したり、撮影スタジオなどでの慣れない環境で撮影したりすることは思った以上に体に負担をかける場合もあります。

プロに撮影を依頼すれば、撮影費用・出張費用などお金もかかります。

ニューボーンフォトで気持ち悪い、怖いと思われないために心がけること

赤ちゃんの体に負担になりそうな無理な体勢にさせないことや赤ちゃんにとって不自然なポーズを取らせないことがあげられます。

またおひな巻き、みのむし巻き、肘付きポーズは特に避けるべきで、SNSの映え写真などに影響されすぎないことも大事です。

ただ寝転んでいるだけでも赤ちゃんはかわいいし映えます!(笑)

ニューボーンフォトのおすすめの撮り方

  • スタジオ撮影
  • プロの出張撮影
  • セルフ撮影

の3つのパターンがあります。それぞれのメリット・デメリットを説明します。

スタジオ撮影のメリット・デメリット

プロに撮影してもらえるのでクオリティは保証されます。かわいい衣装、セットや小道具もそろっています。アルバムやグッズなども購入でき、記録の残し方の幅が広がります。

その一方で、スタジオまでの移動や不慣れな環境での撮影になるので、産後間

もない赤ちゃんやママの体に負担がかかりますし、当日までに体調などを整えておく必要があります。加えて撮影料・アルバム・グッズなど費用がかかります。その場の空気に流されうっかり課金してしまいがちです(笑)

プロの出張撮影のメリット・デメリット

自宅など好きな場所で撮影できますし、こちらもプロの撮影なのでクオリティはお墨付きです。衣装や小道具も貸出してもらえる場合もあります。

ただし、スタジオ撮影に比べ安価ではありますが、プロの撮影のため費用はかかります。予約した日時に合わせて体調など調整は必要です。

セルフ撮影のメリット・デメリット

好きな時に好きなところで好きなだけ撮影できます。なれた環境で撮影すればより自然体な写真が撮れます。

しかし、クオリティは撮影者次第となり、思ったように写真が撮れない可能性もあります。衣装や小道具が必要な場合は、全て自分で用意しなければなりません。

アルバムなどを作るのもセルフですので、手間がかかります。ちなみに… 筆者の子どものニューボーンフォトは自宅でセルフ撮影にて行いました。

ネットで購入した羽、冠と白いツーウェイオールを身につけさせ、天使に見立てました。出産祝いでもらったおしゃれなお昼寝マットの上に仰向けに寝かせただけのポーズで、趣味で持っていたミラーレスカメラを用いて撮影を行いました。

カメラ技術はゼロに等しいためクオリティは低いですが、家族間見て楽しむ目的で撮ったので満足しています。

まとめ

ニューボーンフォトは、新生児期の1カ月間に撮るのが一般的です。

あっという間に過ぎてしまった、忙しくて撮影を見送ってしまった、という人たちからやっぱり写真を撮っておけばよかった!と後悔の言葉を耳にします。

産後間もない時期なので、赤ちゃんもママも家族のみなさんも慌ただしく大変かとは思いますが、ぜひニューボーンフォトに挑戦して家族の思い出・記録を残してみてください!