「揚げ物ばっかり食べていたら太ってしまった……」「ダイエットしたいけれど、揚げ物がやめられない!」「痩せたいけれど大好きな揚げ物は我慢したくない」こんな悩みを抱えてはいませんか?
実は揚げ物のカロリーって簡単に落とすことができるんです!この記事では2つの今から実践できる簡単な方法をご紹介します。ぜひすぐにこの方法を実践してみてください!そしてそれを続けることで、目標体重も夢ではないはず!
なぜ揚げ物にするとカロリーは上がるのか?
そもそも食べ物を揚げるという行為はカロリーというものを上げます。なぜなら、『衣』の部分のカロリーが増えるからです!衣に使われているのは、オーソドックスな作り方では「小麦粉」と「卵」。
さらには揚げる際に使用される「油」。これが衣に吸収されることでさらにカロリーは増えていきます!実際に計算してみましょう!
小麦粉1gにつきカロリーはおよそ3.5kcal
卵は1個につきカロリーはおよそ80kcal
脂質、つまり油1gにつきカロリーはおよそ9kcal
例えばから揚げを作るとするならば1食分では
・小麦粉:大さじ1~2(9~18g)
・卵 :1/4個
くらいですから、この時点で最低でも51.5kcal増えています。さらに衣に吸収される油の量は大体鶏肉の量に対して8~10%ほど。つまり、100gの鶏肉ならば10kcal!からあげ1食分を作るとなんと、少なくとも61.5kcalも増えるのです。
……案外少ない?そうは思いませんでしたか?でもこれはあくまで『衣』の部分だけに過ぎません。さらには肉の味付けに味の濃いおつゆを使ったり、中の具に脂身た~っぷりなお肉を使ったり。
普通のからあげ1人分のカロリーはおよそ500kcalとなります。昼と夕の2回たべれば1000kcal!一般成人男性の推奨摂取カロリーは大体1800~2300kcalですので、下手するとから揚げだけで半分以上!
そして塵も積もれば山となり……。気が付けば腹回りのミートテックが無残な状態に……。そう、私の話です……。そうなりたくない!そんなあなたのために簡単にカロリーを抑える方法を次にお伝えします。
揚げ物のカロリーを抑える方法は2つ
それは『調理法』と『時間帯』です。この2つを変えるだけで簡単にカロリーを抑えることができます!それでは詳しい話をしていきましょう!
調理法
揚げ物の種類
私がおすすめするのは『から揚げ』です。揚げ物にはいくつか種類があります。例えば最初に例としてあげた『から揚げ』。その他にもフライや天ぷらなんかがメジャーな所ですね。
実はそれぞれの調理法には『吸油率』というものがあります。食材の大きさによっても変動はしますが、
から揚げ:およそ10%
フライ:およそ15%
天ぷら:およそ20%
です。さらに衣を多くそして分厚くすることでより衣分のカロリーと吸油率は上がっていきます!とするのならば、どんな調理法が一番カロリーを抑えられるのでしょうか?
そう、素揚げです。衣を付けない素揚げは吸油率も5%と他の物に比べて少なめです。しかし難点をあげるとすればあまりコンビニやスーパーなどでは売っていないことでしょうか。
自炊をする方でも揚げ物は処理も面倒くさいしちょっと……。なんて方もいらっしゃいます。なので少し吸油率はあがりますが、コンビニやスーパーなどで手に入りやすい『から揚げ』がおすすめです!
ノンフライヤー
ノンフライヤーって、本当にすごいんです!!皆さんはノンフライヤーってご存知ですか?メーカーで言うなら数年前に『PHILIPS』というメーカーが話題になりましたね。
ノンフライヤーというのは『油を使わずヘルシーな揚げ物を作る』というもの。もちろん揚げ物以外でも使用できます。PHILIPS社の公式サイトでは油で調理した場合とのカロリー比較の表が乗っています。
から揚げ:-92kcal
とんかつ:-164kcal
フライドチキン:-221kcal
(引用:https://www.philips.co.jp/c-m-ho/cooking/nonfryer)
そうなんです。ノンフライヤーは油を『落として』くれるのです!気になる価格は税抜き価格19800円(2019/2/13現在)とややお高めですが、何年も使える商品なので今後の揚げ物料理はノンフライヤーにしてみては?
具をヘルシーに
こちらは「カロリーは減らしたいけど衣は分厚いままが良い!」という衣が大好きな方にオススメです。衣を減らしたくないのならばどうやってカロリーを減らすか……。
そう、中身です。脂身たっぷりのお肉ではなく、魚にしてみたり。たまには具を野菜にしてみたり。例えばですが、以前バズった情報として『セロリのみを食い続ければ摂取カロリーが消費カロリーを下回るので結果的に満腹のまま餓死できる』というものがありました。
セロリというのは100gで15kcalしかありません。極端な話にはなりますが、摂取カロリーは「肉→セロリ」だけでなんと200~300kcalは抑えられるのです!
まぁ、セロリを揚げ物にして美味しいかどうかは知りませんが。このように中の具材を変えるだけでも随分とカロリーは下げられるんです。
油を変えてもカロリー自体は変わらない
ここで注意していただきたいのが『油を変えてもカロリーあんまり変わらない!』ということです。昨今では『えごま油』、『オリーブオイル』は体に良く、逆に『ごま油』や『サラダ油』は体に悪い、なんて話を聞きませんか?
いえ、その通りなんです。なんですけど、カロリー自体は変わらないんです!多少の変動はありますが、基本的にはどの油も1gにつきおよそ9kcalです。
えごま油でも、オリーブオイルでも、ごま油でも、サラダ油でも。ほとんど変わりません!身体に良いと言われる油も、身体に悪いと言われる油も。取りすぎには注意ですね……。
時間帯
揚げ物を食べる時間帯を変える、ということも大事なポイントです。『朝』か『昼』このどちらかに食べることで揚げ物のカロリーが身体に残りにくいのです。さすがに朝に食べるにはキツい、という方は多いので、選ぶとしたら断然『昼』です。
何故でしょう?というのも、皆さん朝ご飯を食べた後って普段は何をしますか?私は大学に行って実習や授業を受けます。昼ご飯の後も基本的には変わりません。学部柄、色々と歩き回ることが多いので陽が沈む頃にはお腹がペコペコのことも少なくありません。
では、夕ご飯のあとって、何をしますか?私はネットサーフィンして、お風呂入って、ダラダラして寝ます。何が言いたいのか、というとですね。そうなんです。圧倒的に夜ご飯の後って動いていないんです!
夜ご飯の後というのは基本的に摂取したカロリーが消費されにくいんです!朝や昼に食べたものというのはその後の仕事や学校の行き帰りで使いますが、夜は何もしませんよね?寝るだけですよね?
ただこちらの説は専門家でも意見が分かれており、はっきりとした正解というのはありません。『100kcalのものはいつ食べようが100kcal』という専門家もいれば、『100kcalのものは朝食べればほとんど無くなる』という専門家もいます。
なのであくまで私の意見にとどまるのですが、経験的にも夜に油っこいものを食べると胃もたれで寝辛くなりその結果、睡眠不足となります。
BBCからの引用になりますが
イギリスのキングス・コレッジ・ロンドンでの研究によると人は睡眠不足になると、平均で1日385kcalを余計に摂取することがわかっています。
(引用:https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-42833603)
つまり胃もたれになり、睡眠不足になり、カロリーを余計に摂取してしまうのです!なので、揚げ物は食べるなら昼!というわけなのです。必見!? 揚げ物のカロリーを落としただけでは痩せない!
さて、ここまで揚げ物のカロリーを抑える方法、というのをお伝えしましたが、皆さんにもう一つ勘違いしてほしくないことがあります。それは『揚げ物のカロリーを抑えるだけでは痩せない』ということです。
極端な話ですが、揚げ物をやめても米を今までの何倍も食べれば太るんです。
そもそも太るということは
「摂取カロリー」>「消費カロリー」ということなんです。元々運動をやる方であれば揚げ物のカロリーを落とすだけで消費カロリーの方が多くなるかもしれません。
しかし「運動なんてもってのほか」「タイピングでも立派な運動さ!」という方達は残念ですが揚げ物のカロリーごときでは消費カロリーが足りないんです……。
なので痩せたい! という方はこの記事を読んで揚げ物のカロリーを下げたり、その他にも甘い物を食べ過ぎていたり、炭水化物を採り過ぎていないかを確かめて『摂取カロリー』を下げましょう!
と、同時に消費カロリーをあげる、という工程があります。はやい話が、運動です。私が痩せるために始めたのはウォーキングです。動いていない人でも案外できるんです、これが。最近では「Pokemon Go」や「ingress」といったARアプリもあるので、こちらを活用すれば楽しく運動ができるかもしれません。
まとめ
・調理法を変える
・食べる時間帯を変える
この2つを実践するだけで、簡単に揚げ物のカロリーを落とすことができます。少しでも体重が気になった方や、ますは簡単なことから始めてみたい、という方はこの記事を参考に実践してみてください!
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