もち米トリビア:洗い方から浸水時間、蒸し方までお教えします!

洗濯で縮んだ服を元に戻すには?ウール・カシミア・綿・ナイロンについて

お気に入りの洋服を洗濯したら縮んでしまった!なんていう経験はありませんか?

うっかり一般的な素材の服と洗ってしまい、洗濯機から取り出してガッカリ…。そんな時復活させるのを諦めていませんか?

実は意外にも簡単な方法で縮んだ服を元に戻す方法があるんです!今回はその方法を服の繊維の種類ごとにご紹介します。

この記事を読むことで縮んだ繊維(ウール、カシミア、綿、麻、リンネル、レーヨン、ナイロン)を元に戻す方法を知ることができます。

ウール、カシミアなどの動物繊維の縮んだ服を元に戻す方法

ウールやカシミアなどはヒツジ等のから採取されるため動物繊維と呼ばれています。動物繊維は水分を含んでいない状態のうちは表面は縮みにくい状態です。

しかし、動物繊維は、水分を含むことによって繊維がうろこ状に開いてしまいます。CMなどで傷んだ髪を拡大したときに開いたように見えるのと同じ状態になり、複雑に絡み合い縮むのです。

ドライクリーニングは有機溶剤を使って洗うために縮みません、ウールやカシミアが。

有機溶剤は水とは違い、洗剤などに使われる化合物であり、ウール繊維表面が開きにくく縮むことはありません。

ですので、ウール製の衣類は、ドライクリーニングに出すことで縮む心配はなくなります。

しかし、万が一ウールやカシミアの服が縮んでしまった場合、以下の手順で元に戻すことが出来ます。

(1)少量のトリートメントを30℃程度のぬる湯に溶かしておく。

(2)縮んだ服を(1)入れ、縮んだ部分を優しく伸ばしていく。

(3)きれいに伸ばし終えたらそのまま30分くらい浸しておく。

(4)30分経ったら軽く絞って水をきる。

(5)バスタオルで包み水気を取っていき、形を整えてから日陰で平干しにする。

ダメージヘアに潤いを与えてくれるトリートメントで縮んだ服を元に戻すなんて驚きですよね。

どこの家庭にもあるものなので簡単に元に戻すことが出来そうです。しかも大抵の素材は上記の方法で元に戻すことが出来るのです。

綿、麻、リンネルなどの植物繊維の縮んだ服を元に戻す方法

綿は初めての洗濯の時が、もっとも縮みやすいと言われています。その理由を説明します。

新しい綿は「中空」と呼ばれる部分が水分を含みやすい状態にあり、編み目の組織も十分に乾燥した状態にないであり、吸水しやすく肌触りが良い状態となっています。

その為、洗濯をすると水分を取り込みやすくなり、編み込まれた部分に縮みが発生するのです。

また、衣類乾燥機は洗濯物を回転させながら高い温度の風で乾かします。

この時、広がった繊維が乾燥するために大きく縮むと同時に、乾燥機の回転によりもまれた状態となり、編目組織が縦に押しつぶされ縮むことになります。

ですので、綿、麻、リンネルなどの植物繊維の服はできるだけ手洗いしたほうが良いでしょう。

綿、麻、リンネルの服が縮んだ場合もウール、カシミア素材の方法と同じくトリートメントで元に戻すことが出来ます。

その他の方法としては、水分を十分に含ませることで繊維同士の絡み合いを緩ませた上で、引っ張って乾かすことで元に戻すこともできます。

洗濯後に重すぎて破らない程度の錘を付けて干す、スチームアイロンの蒸気を多めにかけて、すぐに引っ張って伸びたところをドライアイロンするという方法もあります。

レーヨンなどの再生繊維の縮んだ服を元に戻す方法

人工的に絹を模して作った特殊な繊維のひとつがレーヨンです。レーヨンには水にとても弱くシワになりやすく、濡れると縮みやシミが発生しやすい繊維と言われています。

その為、レーヨンは家庭で洗濯するのは非常に困難となっています。

レーヨン100%の場合は水を吸ってしまうと繊維が膨張し糸同士が引っ張りあうことで縮んでしまいます。

ですので、レーヨン100%のいるいについては、シワが発生する懸念もあるので家庭で洗濯するのではなく、クリーニングに出すのが無難でしょう。

レーヨンなどの再生繊維の縮んだ服を元に戻す方法は、ウールや綿などと同じくトリートメントを使用する方法と同じです。また以下の方法でも効果があるとされています。

(1)一度水でしっかり濡らして軽く脱水し、生乾きまで自然乾燥させる。

(2)破れない程度の、けれどかなり思い切って生地を引っ張って伸ばす。

(3)当て布をして中温でアイロンを掛ける。

この場合のポイントは(3)の際にアイロンを持つ手と反対の手で生地を軽く引っ張りながら掛けること。

そうすることで絡み合った糸同士がゆっくりと離れ、元のサイズに戻すことが出来ます。

ナイロンなどの合成繊維の縮んだ服を元に戻す方法

ナイロンは世界初の合成繊維です。合成繊維とは石油を原料としているものが多く、人工的に加工された繊維のことです。

カラフルな素材が特徴的で、最近では山登り用や冬用のスポーツウエアなどの衣類に多く使われるので、なじみのある素材だと思います。

またカジュアルバック、ビジネスバックにもよく使われているので馴染みの多い素材のひとつですね。

ナイロンは吸湿性が低く早く乾き、しわや形くずれすることがほぼないので比較的洗濯しやすい素材となっています。

しかし一方で日光に当てすぎると黄ばみが出たり、熱に弱い素材であるとことからあまりアイロンには向いていません。洗濯をした後は陰干しで乾かすことをオススメ致します。

ナイロン生地は上記の通り、ほぼ縮む心配はありません。万が一縮んでしまった場合はやはりトリートメントを使用した方法がいいでしょう。

あるいは、生地を陰干しした後両手で挟みながら軽く叩きながら伸ばす方法もあります。

まとめ

お気に入りの服はいつまでも清潔に着続けたいものですよね。でもだからといって洗い過ぎもよくなく、更に洗う方法によっては大事な服を縮ませてしまい台無しにしてしまいかねません。

そうならない為には服のタグをしっかりと確認し、注意されている項目を守ること。

それでももし洗濯に失敗してしまった場合には上記の縮んだ服を元に戻す方法をお試しください。また以前のように着ることができる状態に戻してファッションを楽しんでいければいいですね。