飲食店やアパレルショップなどを利用していると、どうもイラッとしてしまう、「ムカつく店員」っていますよね。
挨拶しなかったり、あからさまに接客態度が悪かったり、なんだか上から目線だったり・・・
こちらは非のないお客さんのはずなのに、横柄で理不尽な態度をとられると、文句のひとつも言いたくなるものです。
今回はそんなときに効果的に仕返しをする方法と仕返しするときの注意点を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
ムカつく店員に効果的に仕返しする方法
ステップ1:名前を聞いて覚えておく
まずはその態度の悪い店員の名前を覚えましょう。名札をつけていれば、すかさずチェック。
分からない場合は、直接聞いてみましょう。この時、本人に聞いても、周囲の店員に聞いても構いません。
名前を聞かれること自体あまりないことですので、「やばい、何か気に障ることしたかも」と思わせて、少なからずプレッシャーを与えることができるのです。
ただし、SNS上にフルネームを書くのはやめましょう。プライバシーの侵害にあたる可能性があり、こちらに非があると判断されてしまうこともあるからです。
ステップ2:本部にクレームを入れる
名前を聞いただけで態度が改善されればそれでもよしですが、怒りが収まらない場合や、具体的にムカついたことを伝えたいこともあるでしょう。
先ほど覚えておいた名前は後から冷静にクレームを入れるときに使うのです。
もちろんその場で直接クレームを言うこともできますが、本部や店長経由でクレームを入れるほうがより効果的。電話だとこちらの温度感が伝わるのでおすすめです。
「●●店の○○さんのこうした接客が不愉快だった」「○○さんのこんな態度で嫌な思いをした」と店舗名と併せて名指しで伝えることで、確実に店員本人に指導がされるのです。
電話したあと、念のためにメールもしておくと証拠になるので安心かもしれません。
本部ではなく店舗にクレームを入れる場合は、店長などの上長に対応をしてもらい、「この件は本部にも伝えてほしい」と話しましょう。
店長としても、お店へのクレームはかなりのダメージ。一度悪い噂や口コミが広がってしまうと今後の店舗運営に関わることですので、きちんと対応してくれるでしょう。
店員の名前を覚えておき、後からクレームを入れる。この方法が確実に店員本人にダメージを与えることができ、かつ自分自身へのダメージを最小限に済ませられる方法です。
本人も本部にまでクレームがいったと思うと、かなり精神的に苦しい思いをすることになるでしょう。
もしそれでも改善が見受けられない場合は、何度か連絡してもよいと思います。
どうしても本人に直接文句を言いたい場合
店員に対する怒りやイライラが収まらず、後からクレームを入れるのではなく、本人へ直接文句を言いたいときもあると思います。
この場合は、店長にそのことを伝えた上で、店舗運営に差し支えの少ないタイミングで店員と話す時間を作ってもらいましょう。
営業時間内に怒りに任せてクレームをつけると、言った側のほうが「態度の悪い客」に見えてしまうものです。
そのため、周囲に配慮しつつ、自分の口から本人に気持ちを伝えるほうがベターと言えます。
ムカつく店員に効果的に仕返しするときの注意点
明らかに店員に問題がある場合は、嫌な店員に仕返ししたいと思うのは当然です。ですが、あくまでも“自分は悪者にならない”のがとても大切です。
・怒鳴り散らす
・暴力をふるう
・土下座をさせる
怒りにまかせてこのような復讐をするのはいただけません。どんなに店員に非があったとしても、暴力をふるってしまえばその時点で自分が犯罪者の仲間入りです。
土下座についても、以前させた側が逮捕されたという事例もありました。怒鳴り散らすのも、周囲からすればただの「うるさい迷惑な客」。白い目で見られてしまいます。
場合によっては面白がった周囲のお客さんによってその様子をSNSに挙げられ、かえって恥をかくケースも考えられます。
また、ねちねちと同じことを言い続けるのも周囲への迷惑行為にあたります。気持ちは分かりますが、文句は短くスパッと伝えましょう。
店側としても、その場で怒りに任せて行動する短絡的な客に対しては、正当なことを言っていたとしても「クレーマー」と判断されてしまい、まともに受け止めてもらえない可能性もあります。
ですから、自分の不愉快な思いに対して誠実に対応してもらうには、先述の通り、冷静になってから、「名指しで後日本部や店長経由で伝える」ことがベストなのです。
まとめ
・ムカつく店員の名前を覚えておく
・店長や本部に名指しでクレームを入れる
・その場では怒りを抑え、周囲に配慮した対応を心掛ける
ムカつく店員に出会ってしまったら、その場では怒りをぐっとこらえて、自分のイメージを落とさないようにスマートに対応する。
自分まで周囲に迷惑をかけてしまわないように注意する。上記のポイントを押さえて、効果的に仕返しをしましょう!