「お金が貯まらない!…というよりお金が足りない!」収入がなかなか増えないこのご時世、貯金したいならまずは出費を見直しますよね。
出費の見直しの手始めに、固定費を見直す方も多いのではないでしょうか。水道光熱費も固定費ですが、その中でも水道代は節約しやすく、意外に大きく出費を抑えられるものなんです!
もし少しでも出費を減らして経済的に今よりゆとりを持ちたいのであれば、この記事を参考にしてみてください。皆さんもきっとその効果にびっくりするはずです。
目次
水道の出しっ放しはいくらの無駄になる?
まずは分単位で、水を出しっ放しにした場合の平均的費用から確認していきましょう。
15分 | 36円 |
30分 | 72円 |
1時間 | 144円 |
つまり、1日の生活の中で、お風呂やキッチン、トイレや洗濯機という水回りで水道使用量を合計1時間分節約できると1日144円の節約、1ヶ月で約4,320円、1年で約5万1,840円の節約になるという事です。
水道料金は、基本料金+従量料金で構成されます。
基本料金は水道メーターの口径(太さ)で決まっているので節約できませんが、使った分だけ増えていく従量料金をいかに減らすかで、大きな差が生まれてくるんです!
水道の出しっ放しを防ぐ方法
今は、便利なグッズがたくさんあります。その中でも特にお勧めなのは、通常の蛇口に簡単に後付けできる自動水栓器です。
外出先でトイレに入ると、手を近づけると水が出て、手を遠ざける自動で水が止まる洗面台がありますよね。まさにそれが、家庭の蛇口でも取付け可能なんです。
努力なくして水道使用時間をガンガン減らしてくれる、優秀な商品です!また、定量止水器といって、決まった量の水が出ると自動で水がストップする商品もあります。
ただ…ごめんなさい、極度に面倒くさがり屋の私は、使っている途中に止まることに苛々してしまい、個人的には好きではありません。
そして、これらの商品は、当然ちょっとお高いんです。無料だったら、せめてもうちょっと安かったらいいのに…と、この資本主義社会で、非現実的な願望を持って止みません。
そうなると、ただ又は安価でできる節水努力で頑張るしかありません。
水道代を節約する方法
では早速、節水方法をご紹介します!
1.節水コマ
節水コマというのは、蛇口の取っ手にとりつけることで、自然に流れる水量を減らして、ノンストレスで節水できるアイテムです。
地域によっては無料でもらえる自治体もあるそうなので、ぜひまず調べてみてください!なんと最大50%もの節水が可能だそうです。
しかも、1度とりつけてしまえば、努力すら不要です。素晴らしすぎますね。
2.止水ボタン付き節水シャワーヘッド
ついつい流しっぱなしにしがちなのが、シャワーです。選ぶなら、必ず止水ボタン付きを買い、まずはこのボタンをこまめに使うことに慣れましょう。
節水シャワーヘッドなので、水を使うときも節水、なおかつ止水ボタンでもっと節水!となれば、シャワーを使う時間を考えると、これはかなり強力な節水アイテムになります。
でもここで1点だけ、注意点があります。節水シャワーヘッドの中には、水流が弱くて結局長時間シャワーを流し続けなければきちんと洗い流せなくなり、結果、すごいストレスになりかねません。
もちろん、節水効果も低いです。購入の際には、水流の強さも確認したうえで決めましょう。
3.洗濯をすすぎ1回に
最近の洗濯洗剤は、そのほとんどがすすぎ1回で洗浄が可能なものです。ためしに昨日、最寄駅の駅前の薬局に行き、すすぎ1回の洗濯洗剤とそうでない選択洗剤の比率を確認してきました。
その結果、なんと…!100%すすぎ1回の洗濯洗剤でした。すごいですね、時代の進歩には驚きです。
でも、あれ?普段使っている洗濯機のすすぎ回数は何回の設定になっているでしょうか。…たぶん、2回の設定のままになっている方が大半ではないでしょうか。
もったいないです!せっかく洗剤はすすぎ1回だし、洗濯機もすすぎ1回設定にできるのですから、ぜひ普段の洗濯は、すすぎ1回にしましょう。
4.ゆで汁
突然「ゆで汁?」と皆様はお感じになるかと思いますが、キッチンではとても頼もしい節水道具です。捨てる「熱いお湯」であれば、なんでも大丈夫です。
調理中に出る洗い物は、シンクに入れていくかと思います。その汚れた調理器具や食器に、捨てる熱いゆで汁をかけましょう。
洗い物をする場合には、まずキッチンの蛇口から水やお湯を出して、又は桶に汲んで、汚れた食器類を濡らし、洗剤のついたスポンジでこすって汚れを落とし、また蛇口から水やお湯を出して、洗剤を洗い流します。
でも、最初に濡らす段階で綺麗な水を使うのはもったいないですよね。しかも水です…冷たすぎて、油汚れが固まります!
ところが、捨てるゆで汁などをかけると…熱湯なので、しつこい油汚れがサラサラ洗い流されて、使う洗剤の量も、洗い流す水の量も減らせるんです!
これに気づいてからは、ゆで汁は、特に汚い油汚れの食器類から流して活用するようにしています。
さて、こうして節約して我が家の水道代がどうなったかといいますと、なんと、家族3人で、単身者の平均水道代とほぼ変わらない金額まで落とせました!
まとめ
・まずは、その水がタダではないことを再認識しましょう。
・水道はこまめに止めましょう。つい流しっぱなしにしてしまう人は自動水栓器を活用しましょう。
・節水アイテムやテクニックで、ノンストレスで節水にチャレンジしましょう。
長続きのコツは、ストレスをためないことです。活用できるものは上手に使って、楽しく節水していきましょう。