ハムスターにキウイを食べさせても大丈夫?危険性や注意点について

ハムスターにキウイを食べさせても大丈夫なのか知りたい!かわいいハムスターに、おいしいくだものをたべさせてあげたい!

でも、ハムスターにキウイを食べさせても大丈夫なのかわからない!ハムスターの食事に関する情報は少なく、判断に困りますよね!

この記事を読んで、ハムスターの食事に関する知識を身につけ、適量のキウイをおやつとして食べさせてあげましょう!

ハムスターにキウイを食べさせても大丈夫?

ハムスターにキウイを食べさせても大丈夫です。ただし、いくつか注意点があります。その理由を、ハムスターの食事に関する特徴から確認していきましょう。

動物の食べ物に関する性質は、草食性、肉食性、雑食性の3つに分けることができます。

  • 草食性…植物性の食べ物を食べる
  • 肉食性…動物性の食べ物を食べる
  • 雑食性…動物性と植物性の食べ物を食べる

それでは、ハムスターの食性はどうでしょうか。ハムスターは、雑食性の動物ですが、草食性が強いのが特徴です。

ハムスターは、植物の葉、実、種、そして昆虫も食べると言われています。ペットのハムスターには、栄養が考えられたペレットという餌があります。

ハムスターに餌を与える場合は、ペレットがよいと考えられています。その理由は、ハムスターは好きなものから食べる傾向があるため、ペレット以外を食べさせると栄養が偏ることがあるからです。

ハムスターは雑食性の動物なのでキウイを食べることはできますが、あくまでもおやつという位置づけになります。

いろんなものを与えすぎないように、食生活に気を配ってあげましょう。

ハムスターにキウイを食べさせる場合の適切な量

気を付けたいのが、ハムスターに食べさせるキウイの量です。

ついたくさんあげてしまいそうになりますが、くだものには水分が多いため、気を付けないとハムスターの体調に悪い影響を与えてしまいます。

水分だけでなく、くだものに含まれる糖分にも注意が必要です。ハムスターにキウイを食べさせる場合は、できるだけ小さいサイズに切って口に含むことができる大きさにしましょう。

ハムスター専用のドライキウイも販売されています。ただし、ドライキウイを与える場合も、適量を心がけましょう。また、ハムスターの口の中には、大きな頬袋があります。

食べ物を頬袋に入れて、巣に持ち帰ることもあります。巣の中に持ち帰ったキウイが腐ってしまい、不衛生な環境で生活することになってはいけません。腐ったキウイを食べて病気になってしまっても大変です。

キウイを食べさせるときはひとかけらだけにしましょう。

ハムスターにキウイの種や皮は食べさせて大丈夫?

ハムスターにキウイの種や皮は食べさせても大丈夫なのか確認していきましょう。ここで、ハムスターの歯に着目してみましょう。ハムスターには、硬い植物もかじることができる鋭い歯があります。

口の奥には、食べ物をすりつぶすことができる歯もあります。

そのため、キウイの種や皮も食べさせることができそうですが、ハムスターに与える場合は、皮と種は取り除いてあげることをおすすめします。

ハムスターは、とても体が小さい動物です。キウイの皮にも栄養はあるようですが、胃に負担がかかるものはできる限り与えないようにしましょう。

種や皮を食べさせるよりも、小さくカットしたおいしいキウイの実を食べさせてあげましょう。

ハムスターにキウイを与えすぎることによる影響

ここでは、ハムスターにキウイを与えすぎることによる影響を見ていきましょう。キウイに限らず、くだもののほとんどは水分です。

水分をたくさん摂取してしまうと、ハムスターが下痢になる可能性があります。せっかくのおいしいおやつが、下痢の原因になってしまってはいけません。

ハムスターに多い病気は、主に下痢です。ハムスターのような小動物は、ちょっとした異変でも命を落としてしまう危険があります。

特に、生まれてすぐの赤ちゃんハムスターは要注意です。軟便や下痢など、様子がおかしい場合は早めに動物病院に連れて行ってあげましょう。

ハムスターが下痢になる原因は食べ物以外にもあります。生活環境やストレスも下痢になる原因です。定期的にしっかり健康観察を行いましょう。

ハムスターに与えてもいいフルーツ

キウイ以外のハムスターに与えてもいいフルーツを確認しましょう。

・りんご

りんごを与えるときも、ハムスターが持てる程度の食べられるサイズにしてください。その際、種は必ず取り除いてください。

実は、ハムスターのかじり木によく使われているのがりんごの木です。歯のメンテナンスのことも考えると、ハムスターにとっては、リンゴの実より、りんごのかじり木の方がいいのかもしれません。

・いちご

いちごも与えて大丈夫なくだものの1つです。いちごもかなり水分や糖分が多いため、必ず少量にしてください。

下痢にならないか心配な方は、ハムスター用のドライフルーツを与えてみてはいかがでしょうか。キウイ、りんご、いちご以外のドライフルーツもありますよ。

フルーツは水分だけでなく糖分も多いです。肥満の原因になるので、くれぐれも与えすぎないように気を付けましょう。

ハムスターに与えるべきではないフルーツ

与えていけないわけではないですが、もも、さくらんぼを与える場合は特に注意が必要です。そのため、この記事ではハムスターに与えるべきではないフルーツとして、もも、さくらんぼを例に挙げました。

もし食べさせてあげるのであれば、熟した実をごく少量だけにしましょう。未成熟の実や種は食べさせないようにしましょう。

この他にも、食べさせても大丈夫ですが与える際に気を付けた方がいいフルーツがあります。必ず確認してから与えるように心がけましょう。

まとめ

  • キウイを与える場合は、キウイの実ひとかけらだけにする。
  • ハムスター専用のドライフルーツを活用する。
  • ペレットや低カロリーの種子以外はおやつとして考える。
  • 体調管理に気を付ける。

ハムスターの食事に関する情報は少なく知識が不足しがちです。だからこそ、ハムスターの食事内容や健康管理に気を付けてあげたいですね。