冷蔵庫の鶏肉が臭い?消費期限が昨日までだけど、加熱したら食べてもいい?
鶏肉は、安価でいろいろなアレンジができる便利な食材ですが、たまに消費期限内であっても臭いが気になることがあります。たくさん買いすぎて消費期限までに使い切れないことも。
そこで今回は、まず美味しい鶏肉を選ぶ方法、鶏肉が臭う時に腐っているのかどうかの見分け方、臭みを消す下処理のコツをお伝えします。
目次
美味しい鶏肉、プロの目利き 鶏肉を選ぶ時の4つのポイント
さばきたて、新しいものほどおいしい
一番大切なのは鮮度です。鶏肉は水分量が多いお肉で、その分傷むのが早いです。スーパーで買う時も、製造が本日中で消費期限が遠いものを選びましょう。
パックを傾けてドリップが出てないか
肉に含まれる水分、ドリップも臭みの原因になります。ドリップが出ていないパックを選びましょう。
皮目の毛穴が立っているか
皮目の毛穴が盛り上がっていて、皮自体にも細かくひだが寄っているものを選んでください。 鮮度が落ちると毛穴が閉じてきて、表面が平べったくなってきます。
きれいなピンク色で肉がふっくらしているか
鮮度のいい鶏肉はふっくらとして弾力、ハリがありきれいなピンク色をしています。古くなるにつれて皮と身にハリがなくなってきます。
鶏肉が臭う?鶏肉が腐っているかどうかの見分けかた3つ
見た目
・灰色っぽいところがないかどうか
・脂肪の部分の黄色の斑点が目立つか
鮮度の良い生の鶏肉は光沢のあるピンク色ですが、傷みが進むにつれて次第に灰色に変わっていきます。
ピンクより灰色っぽいの部分が増えてしまったら消費期限内であっても思い切って捨てましょう。
触感
・ヌルヌルしていないかどうか
・ネバネバしていないかどうか
ヌルヌルしたところを流水で水洗いしても、ヌルヌル感が残っている場合には傷んでいる可能性があります。
ヌルヌルは、菌が増殖している証拠でもありますから、食中毒のもとになります。また、ヌルヌルを洗った手を、しっかり洗わないまま他の食材を触らないよう注意してください。
糸が引くほどネバネバしている場合、その鶏肉は腐っていて食べられません。次に説明する腐った臭いもしているはずですので、水洗いしても無駄です。捨ててしまいましょう。
鶏肉が腐った時の臭い
・鼻をつく酸味のある臭い
・アンモニア臭
・硫黄のような臭い
鶏に限らずですが、魚や肉類の味や香りは、飼育環境や飼料(これが一番大きい)で変わってきます。鶏もその飼料の影響で臭いが気になることがあります。
獣臭や、鳥小屋っぽい臭いはしても、1の肉色のくすみ、2のネバネバがなければ、腐っているわけではないので、表面を流水でこすり洗いしてキッチンペーパーで水分をよく拭き取り、この後に説明する美味しく食べるための下処理をしましょう。
この時に、皮と肉の間にある黄色いブヨブヨした脂肪のところは包丁の先を使って取り除くといいです。
傷んだ生の鶏肉からする臭いは、酸っぱい臭い、アンモニアの臭いです。時には卵が腐った時に出る硫黄のような臭いがすることもあります。
こんな時の最後の手段として、たっぷりの粗塩で肉の表面やひだのところをこすり、流水で洗ってみましょう。
こうして洗っても酸味、アンモニア、硫黄の臭いが取れないとき、ネバネバがある時は、思い切って捨てましょう。
臭み消しで美味しく食べる 鶏肉の下処理のコツとは?
ここで、鶏肉の臭みを消して、美味しく食べられる下処理のコツをお伝えします。鶏肉の皮と身の間には、黄色い脂のかたまりがありますので、取り除きましょう。これは臭いの原因の一つです。
皮を持ち上げて、包丁の先をうまく使い、少しずつこそぐようにして、丁寧に取り除きましょう。こうすることで、口当たりもよくなります。
次に、キッチンペーパーを使い、ドリップを吸い取ります。ドリップも臭みの原因の一つですが、うまみのもとでもありますので、吸い取りすぎるのはもったいないという人もいます。
そうした後に、鶏肉に下味を付けておくと、臭いを和らげうまみを強めることができます。
お酒に漬け込んでおく
鮮度が少し落ちた鶏肉でお勧めのやり方です。1時間程度~半日が時間の目安です。お肉が柔らかく、ふっくらとつやのある状態になります。
すり下ろしたニンニクやショウガなどに漬け込んでおく
食べやすい大きさに切って、塩コショウをちょっと強めにして、20分程度常温で置きます。
その後、ドリップをふき取り、すり下ろしたニンニクやショウガなどに漬け込みます。この方法は唐揚げやチキンステーキの下味としてよく使われます。
ローズマリーやカレー粉など香りの強いスパイス系を振ってしばらく置く
食べやすい大きさに切って、塩コショウをちょっと強めにして、20分程度常温で置いてから、ドリップをふき取り、スパイスを振ります。
無糖ヨーグルトに漬け込む
お肉を柔らかくし、肉にまろやかな甘みを与えます。
塩こうじに漬け込む
臭みを消してお肉を柔らかくし、うまみを強める効果があります。
まとめ
・鶏肉を選ぶときは4つのポイントを頭に入れて選ぶ。
・鶏肉が腐っているかどうかは、見た目、食感、臭いで見分ける。
・鶏肉の臭みが気になるときは、臭みを消す方法を試してみる。
ここまで、鶏肉の目利きポイント、腐っているかどうかの見分け方、美味しい調理法について書きましたが、参考になったでしょうか。
鶏肉本来の臭いは旨味にもなりますが、嫌な臭いがする、と思ったときは捨ててしまいましょう。
どうしても食べないといけないときは、特にお子様や高齢の方には食中毒の危険があることを十分認識のうえ、しっかりと下ごしらえをして火を芯まで通してください。
鮮度がいい鶏肉でも、生食は危険です。ぜひ鶏肉をおいしく安全に召し上がってくださいね。

