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きゅうりが白いけど食べても大丈夫?理由や腐っているかの見分け方

酢の物やナムル、漬物など、活躍どころが盛りだくさんなきゅうり。スーパーに行けばいつでも置いてありますし、価格が安いところも嬉しいですよね。

副菜の定番とも言えるきゅうりですが、表面や断面が白っぽくなっているものを見かけたことはありませんか?

「これって食べられるの?」「腐っているの?」と、不安になった経験のある方もいることと思います。

そこで今回は、きゅうりの表面や断面が白くなっている理由や食べてもよいのか、腐っているきゅうりの見分け方、きゅうりの表面が白い品種について説明します。

きゅうりの表面が白い状態になる理由

表面が白っぽく見えるきゅうり、皆さんは手に取ったことはありますか?白っぽく見えるのは、きゅうりの表面に白い粉が付いているからです。ではこの粉の正体は一体何なのでしょうか。

この粉は「ブルーム」と呼ばれるもので、体に害のあるものではありません。

ブルームはきゅうりが自ら出す物質で、水分が失われるのを防ぎ、病原菌から守る役割があります。

きゅうりは全体の90%以上が水分で構成されている、という話は有名です。きゅうりのみずみずしい食感をブルームが守っているのですね。

ブルームの付いているきゅうりを「ブルームキュウリ」、付いていないきゅうりを「ブルームレスキュウリ」と呼びますが、最近はブルームレスキュウリが店頭に並ぶことが多いです。

つやつやできれいな緑色のきゅうりが売られているイメージが強いですよね。

それは、この白い粉を消費者から農薬と間違われることが多く、ブルームキュウリはあまり好まれなかったため店頭から少しずつ姿を消していったのです。

きゅうりの断面が白い状態になる理由

きゅうりの表面が白っぽく見えるものがある理由は分かりましたが、緑色のきゅうりをいざ食べようと切ってみると、断面が白くなっていることもありますね。

これは切ってみないと分からないため、想像と違う色で驚かれることもあるのではないでしょうか。では、続いてきゅうりの断面が白くなる理由を説明します。

きゅうりの断面が白くなるのは、水分が抜けてしまうからです。

先ほども話しましたように、きゅうりはほとんどが水分で構成されております。きゅうりは収穫されてから時間が経つにつれて水分が抜け出て萎びてきますので、その結果中身が白く見えるのです。

野菜は緑黄色野菜と淡色野菜に分けられますが、そもそもきゅうりは淡色野菜の部類に入ります。

見た目は緑ですが白色野菜の成分を持ちますので、「中身が白いのは当たり前」と捉えた方がよいでしょう。

きゅうりの表面や断面が白い場合は食べても問題はない?

ここまで読んでいただいた方にはもう予想できているかもしれませんが、表面や断面が白いきゅうりは、食べても問題はありません。

ですがちょっとだけ注意したいこともありますので、最後まで読んで下さいね。

表面に付いている白い粉の正体であるブルームは、農薬など体に害のあるものではなく、むしろ鮮度がよいという証拠です。

水洗いですぐに粉は取れますので、もし見かけたら心配なく購入しちゃって下さいね。

ちなみにブルームはきゅうりに限って見られるものではなく、他の野菜や果物にも現れます。例えばブドウの表面が白く粉っぽい感じになっているのを、きっと見たことがあることと思います。

まさしくアレが、ブルームです。もちろん他の野菜や果物のブルームも体に無害ですよ。

断面が白いきゅうりも、食べて大丈夫です。時間が経って水分が抜けたことが原因ですが、決して腐っているわけではありません。

少し古くなってきている、という程度です。きゅうりは傷みやすく2~3日でもう萎びてきますが、食べて害があるほどではありませんのでご安心下さい。

きゅうりが腐るともっと違う変化が起こりますが、それはまた後ほどお話しますね。

食べられるとは言え、萎びてしまったきゅうりは当然食感も悪く香りも落ちます。できたら買った当日に食べきってしまうのがよいですね。

断面が白っぽくなっていたら、一口かじって味を確かめてみて下さい。あまり美味しくないな、と感じたら生では使わずに、さっと火を通して炒め物にするのがお勧めです。

きゅうりが腐っているかの見分け方

表面や断面が白いきゅうりは食べても問題ありませんが、気を付けたいのは腐っているきゅうりです。

こちらはもちろん体に害があり、ひどい場合は食中毒になります。腐っているきゅうりは決して食べないで下さいね。腐っているきゅうりの見分け方をご紹介します。

きゅうりの断面が白っぽくなる程度では腐ってはいませんが、もっと時間が経つと傷みが増して腐っていきます。

切る前に分かる変化としては、触った時に張りがなく柔らかい場合は腐っている証拠です。

切った時の断面が変色している場合も危険です。きゅうりは熟すと中身が黄色くなっていき、さらに傷みが進むと茶色に変わっていきます。

これは腐りかけの状態で、このままさらに時間が経って傷みが進むと腐っていきます。また腐ったきゅうりは酸っぱい匂いがしますので、匂いでも確認しましょう。

これらの変化は分かりにくいものではなく、明らかに「いつものきゅうりと違う」とすぐに分かるものですね。少しでもおかしいと思ったら食べない方が安全です。

きゅうりの表面が白い品種について

きゅうりはとても品種の多い野菜です。普段よく見るものは緑色でつやのある「北進」という品種がメジャーですが、世界中には500もの品種が存在しているのです。

その中でも、ブルームがなくて表面の白い品種があり、白きゅうりと呼ばれています。

半白きゅうりは、きゅうりの半分以上がとても薄い緑色でほとんど白色に近いです。皮が薄くて固い特徴があり、よく漬物にして食べられています。

また、外側も中身も全体がとても薄い緑色の「ホワイティ25」という白きゅうりもあります。

一部地域で生産されるのみでほとんど見かけることのない白きゅうりですが、緑色のきゅうりとは少し違った食感や味わいを楽しめますよ。

まとめ

・きゅうりの表面に付いている白い粉の正体は「ブルーム」で、新鮮な証拠!

・きゅうりの断面が白っぽくなるのは時間が経って水分が抜けたからであり、食感や香りは落ちるものの体に害はない

・柔らかいものや断面が黄色や茶色になっているきゅうりは傷みが進んでいるため、食べない方がよい

きゅうりが白い状態になるのは理由があり、問題なく食べられます。

みずみずしく生野菜の代表的なきゅうりですが、水分量が多い分傷みが速いため、早めに食べるのが無難ですね。ぜひ美味しいうちに食べて下さい!