ふわふわと柔らかい食感とやさしい甘さのシフォンケーキは、人気のあるケーキの1つです。
クリームを添えたり、チョコレートソースやフルーツの組み合わせで、いろんなバリエーションを楽しめるのも魅力ですね。
実は、たくさんあるケーキの中でもシフォンケーキは、ダイエットに向いていると言えるんです。
なぜなら、シフォンケーキはバターを使っていないので、カロリーを抑えられているからです。
この記事では、シフォンケーキのカロリーや糖質、シフォンケーキは太る食材といえるのか、1日の食べてもいい量、太らない食べ方、食べる時の注意についてご紹介します。
記事を読み終えると、ダイエット中でも安心してシフォンケーキを食べることができるようになります。
目次
シフォンケーキのカロリー
シフォンケーキは他のケーキと比べて、カロリーは控えめです。
主な材料は、薄力粉、グラニュー糖、卵、牛乳、サラダオイルで、バターではなくサラダオイルを使うことで、軽い口当たりになっています。
1ホールのカロリーは1200kcalで、これを8等分した1カット当たりは150kcalになります。ほかのケーキと比べるとカロリーは低い部類に入ります。
参考
- ショートケーキ:370kcla(一切れ)
- チョコレートケーキ:440kcla(一切れ)
しかし、比較的ロリーが低いシフォンケーキも、ホイップクリームなどのトッピングがあると、その分カロリーは上がってしまいますので注意してください。
シフォンケーキの糖質
糖質についてもシフォンケーキは控えめです。糖質は体を動かすために必要な栄養素の1つで、不足すると疲れやすくなるなどのデメリットがあります。
しかし、糖質を摂りすぎると体脂肪が増え、太る原因になってしまいます。1日に摂ってもいい糖質の量は130gで、間食だと10gが適量です。
シフォンケーキの糖質は1ホール130gで、1カット当たりは17g。同じくショートケーキは28.6g、チョコレートケーキは29gで、糖質についても他のケーキより低いです。
カロリーや糖質を抑えながら、甘いものを楽しめるシフォンケーキは、ダイエット中に嬉しいスイーツですね。
シフォンケーキは太る可能性がないとはいえない
低カロリー、低糖質のシフォンケーキですが、太る食材であるとも言えるんです。なぜなら、カロリーや糖質だけに気をつけていれば、太らないわけではないからです。
太りやすさの指標には、もう1つGI値があります。これは食品に含まれる糖質の吸収率のことで、70以上だと注意が必要です。
血糖値が上がるとインスリンが多く分泌され、糖を体にため込んでしまいます。体にたまった糖が脂肪に変わり、太る原因になってしまうので、ダイエット中はGI値も気をつけましょう。
このGI値ですが、シフォンケーキの場合は80もあるので、太りにくいとは言いきれなくなってしまいます
ですが、食べ方に気をつければ血糖値が上がるのを抑えられるので、これからその方法をご説明していきます。
1日に食べてもいいシフォンケーキの量
シフォンケーキを食べるなら、1日1切れにしましょう。ダイエット中の間食は、1日200kcalが適量と言われています。適度な間食はその後の食事量を抑えられるので、ダイエットにも効果的です。
1切れ分のカロリーは150kcalなので、間食にはぴったりです。シフォンケーキと言えば、たっぷりのクリームにフルーツが乗った見た目もかわいいので、トッピングも欲張ってしまいますよね。
このトッピングですが、クリームやフルーツなどはカロリーが高いので、量を増やせば他のケーキとカロリーは変わらなくなってしまいます。
物足りないかもしれませんが、トッピングはなるべく控えて、シフォンケーキそのものの風味を味わうようにしてください。
太らないシフォンケーキの食べ方
太らないためには温かい飲み物と一緒に、食べる時間を午後3時にしましょう。間食をとるのにベストな時間は午後3時です。
おやつの時間ともいわれる午後3時は、食べたものが脂肪になりにくく、1日の中で一番太りにくい時間なんです。昔から、おやつの時間には意味があったんですね。
おやつの時間に甘いスイーツとジュースでひと休み。そんな時間を過ごせれば、心もお腹も満たされます。でも飲み物のカロリーが高いと、シフォンケーキのカロリーが低くても意味がありません。
炭酸飲料やジュースはそれ自体が高カロリーなので厳禁です。紅茶を飲むときも、砂糖やミルクが入るとカロリーが上がってしまうので、ストレートで飲むのがおすすめです。
また、温かい飲み物はゆっくり飲むことで空腹感が抑えられるので、食べすぎを防ぐこともできます。冷たいよりも温かい飲み物を選ぶようにしましょう。
健康的にシフォンケーキを食べるために注意したいこと
ゆっくり味わって食べることで、シフォンケーキを健康的に楽しむことができます。高GI値のシフォンケーキですが、血糖値の上昇は、ゆっくり食べることで抑えられます。
口当たりがいいスイーツはパクパクと口に運んでしまって、つい食べすぎてしまう。そんな後悔をした経験がある人も多いのではないでしょうか。
ゆっくり食べることを意識するだけで、もう後悔することはありません。時間をかければ満腹感を得やすくなるので、食べすぎを防止することができます。
さらに、血糖値の上昇を抑えることは、太りにくくなる以外にも、糖尿病などの予防効果も期待されます。間食だけでなく、普段の食事から取り入れられるといいですね。
まとめ
・シフォンケーキは比較的カロリーが抑えられている。
・糖質も低えめで、ダイエット中に食べやすいケーキと言える。
・血糖値が上がりやすく、気をつけないと太りやすい面もある。
・食べるなら1日1切れがベスト。
・食べ方や一緒に飲む飲み物に気をつけることで太りにくくなる。
・健康的に食べるために、ゆっくり味わって食べる。
シフォンケーキのカロリーについて、そして効果的な食べ方について、ご紹介しました。
トッピングを控えるなどのアレンジがしやすいので、スイーツの中でもダイエットに向いていると言えるでしょう。食べ方を工夫すれば、太ることを気にせず、気軽に食べることができます。
ダイエット中でも無理なく、シフォンケーキで甘いものを楽しみましょう。