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鉄のフライパンが焦げ付く理由は?くっつく時の対処法と正しい使い方

一家に一個はあると言っても過言ではない、便利な調理器具フライパン。炒め物や揚げ物まで万能に活躍してくれて助かりますよね。

フライパンは素材によって種類がありますが、今回は鉄のフライパンについてお伝えします。

鉄のフライパンを使っていて「なぜかすぐに焦げ付いてしまう」と困っている方はいるのではないでしょうか。

実はこの記事で紹介する3つのポイントをおさえると、もう鉄のフライパンを焦げ付かせずに、使うことが出来るのです!

この記事では、鉄のフライパンがなぜ焦げ付くのか、焦げ付いた時の対処、洗い方、焦げ付きやくっつかない方法を知ることが出来ます。

記事を読み終えると、今後は鉄のフライパンの焦げ付きについて悩むことなく、鉄のフライパンを日常的に使いこなせるようになります。

鉄のフライパンが焦げ付く・くっつく理由

鉄のフライパンが焦げ付く・くっつく理由には、以下の2つがあります。

・吸着水

・フライパンの温度が低い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

吸着水

まず「吸着水」という言葉を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。鉄と水はくっつく性質があります。

鉄と水がくっついた時に薄い膜が作られますが、この薄い膜を「吸着水」と呼びます。以下のような式になります。

鉄 + 水 = 吸着水

そして、食材の成分のほとんどは水分です。鉄はこの食材の水分とくっつく事で、吸着水になります。

また、食材の水分の中には、食材の持つタンパク質が溶け出していて、タンパク質が溶け出した吸着水は、熱を加えると糊(のり)のような働きをします。

この糊(のり)になった吸着水が、食材とフライパンをくっつける役割をして、鉄にくっついたタンパク質が熱で固まることで焦げ付いてしまうのです。まとめると以下の式になります。

吸着水(鉄+食材のタンパク質が溶け出した水分) + 熱 = 焦げ付く

フライパンの温度が低い

繰り返しになりますが、タンパク質は熱を加えると金属とくっつく性質を持っています。タンパク質は熱を加えると、分子レベルで分解が始まります。

分解されたタンパク質は、フライパンの温度が低いと油の中でフラフラと漂います。この漂っているタンパク質は、フライパンの温度がだんだんと上がっていくにつれ、

フライパンにくっつき固まっていきます。こうして焦げ付いてしまうのです。

鉄のフライパンが焦げ付く・くっつく時の対処法

では、実際に焦げ付き・くっつきが起きた場合どうすればいいでしょうか。以下でそれぞれの対処法について説明します。

吸着水による焦げ付き・くっつきの対処法

吸着水は空気中へ飛ばせばO K!吸着水は、鉄としっかりくっついているので100度では蒸発しません。

250度以上の高温で蒸発し始めますので、強火で一気に加熱しましょう。目安は煙が出るまで加熱することです。

フライパンの温度が低いことによる焦げ付き・くっつきの対処法

タンパク質が固まる温度帯を一気に越えるまで加熱れば良いので、料理をする前にフライパンを180度に予熱しておくことがポイントです!

さらに食材は常温のものを使うことも大切なポイント。なので、食材は料理をする数時間前から冷凍庫や冷蔵庫から取り出して常温に戻しておきましょう。

鉄のフライパンの洗い方

鉄のフライパンは丈夫で使い方によっては長年使うことが出来ます。洗い方も丁寧に行い、より長く使えるようにしましょう。鉄のフライパンの洗い方や、洗う時の注意点を以下にまとめました。

  • 鉄のフライパンは、料理した後なるべく早く、熱いうちにお湯で洗いましょう。
  • ササラやタワシで油汚れを落とし、落ちにくい汚れや焦げ付きは金タワシで軽くこすって落とします。力の入れ過ぎは、フライパンの表面に傷が付いてしまいます。
  • 裏側もきちんと洗いましょう。裏側に食材の破片がついていた場合、次に使うときに食材の破片が火にかかり、外側の焦げ付きの原因となってしまいます。
  • 洗った後は火にかけて完全に水気を飛ばしましょう。そうすることでサビから守ることが出来ます。

また、鉄のフライパンは保管場所によってはサビてしまうので注意が必要です。

流し台の下は湿気が多いので保管場所に適していません。壁かけフックにかけるなど風通しが良く湿気の少ない場所で保管しましょう。

鉄のフライパンの焦げ付く・くっつくのを防ぐ使い方

鉄のフライパンが焦げ付かない・くっつかないようにするためには、事前の準備とお手入れが大切なポイントです。ここでは、事前準備の手順をお伝えします。

  • まず強火に鉄のフライパンをかけて、煙が出るまで一気に温めます。
  • 次に油でコーティング(油返し)をします。おたま一杯分の油を温まったフライパンに注いで全体に馴染ませます。
  • 一度フライパンの温度を上げましたが、油返しをした後のフライパンは温度が下がっています。ですので、中弱火で180度まで温め直します。

◇ 温める目安

・手をかざして熱さは感じるけども、火傷しない我慢できる程度

・油が波立つ程度

これらを目安にして180度まで温めます。ちなみに、煙が出るまで温めてしまうと予熱の範囲を超えていることになるので、煙が出るまでは温めないように気をつけましょう。

まとめ

鉄のフライパンを焦げ付き・くっつかないようにする3つのポイントは、

・料理前に180度で予熱しておくこと。

・料理の食材は常温のものを使うこと。

・油が馴染むまでは、フライパンを使う前に毎回油返しをすること。もしくは揚げ物を調理して一度油をフライパンに馴染ませること。

鉄のフライパンの魅力は他のフライパンよりも丈夫なところです。焦げ付いても金タワシでゴシゴシ擦って落とすことが出来て、お手入れ次第では何年も保つほど長く使えます。

また油馴染みもよく高温に強いため、料理の幅も広がります。ぜひ鉄のフライパンを日常に取り入れて、美味しい料理と共に過ごしてみてください。