コカコーラ・ゼロは太らない?実は危険なゼロカロリー飲料の罠

皆さんは、コカコーラはお好きでしょうか?

筆者は普段あまり飲まないのですが、ピザやハンバーガーなどジャンクフードのときは、なんだか合わせて飲みたくなってしまいます。

あの独特の見た目と過激な甘さから、初めて飲んだ人は勇気があるなぁと思ってしまいますよね(笑)

それでもいまだに根強い人気があり、スーパーやコンビニ、自動販売機などどこに行っても見かけるこのコカコーラ。

実は、「コカコーラ・ゼロ」という、一見「太らないコカコーラ」という印象を与える目玉が飛び出るような商品が発売されています。

なぜなら、砂糖が大量に使用されているということから「飲むと太る」と思われがちで、最初は手が出しづらい方が非常に多かったのです。

この記事では、「コカコーラ・ゼロは本当に太らないのか?」ということを多方面から解いていきます。

記事を読み終えたとき、「コカコーラ・ゼロはゼロカロリーなのか?」、そして「安全面についてはどうなのか?」についてなど、より深い知識が身に付きます。

コカコーラ・ゼロは本当にゼロカロリー?

コカコーラ・ゼロのラベルには、「ZERO」とカロリーがゼロであるということが大々的に表記されています。

あれだけ甘いのにゼロキロカロリーなんてことがあるの…?

実際に調べたところ、栄養表示基準の規定から、100mlのうち、5キロカロリー以下ならば「0カロリー」と表示してもよいことになっているとのこと。なんという落とし穴!

このことを踏まえて調べてみたところ、コカコーラ・ゼロは500mlに対してなんと「約14キロカロリー」あることがわかりました。

以上のことから、厳密にはカロリーはわずかにあるのです。

5キロカロリー以下は切り捨て!というのも、見て見ぬ振りをしろと言われている気分で、少し罪悪感があるのは筆者だけでしょうか(笑)

コカコーラゼロを飲めば太らない?

上記から、わずかですが、コカコーラ・ゼロにはカロリーがあることがわかりましたね。

それでは、通常のコカコーラのカロリーはどれくらいあるのでしょうか。

実は、通常のコカコーラは500mlに対して225キロカロリーにという、とんでもないカロリーがある飲み物なのです!

そのため、通常のコカコーラのカロリーと比較すると113分の1しかカロリーがないことも確かなので、飲み過ぎに注意すれば太りづらいと言えますね。

コカコーラ・ゼロの人工甘味料について

では、なぜどちらもかなり甘みがあるのに、これだけカロリーに差ができるのでしょうか。

それは、合成甘味料という、天然に存在しない人工甘味料を使用しているからです。

人工甘味料とは、砂糖がベースになっている甘味料よりはるかに少ない食品エネルギーで、砂糖のように甘い味を再現することができるのです。

主に、ゼロキロカロリー、または低カロリーの甘味料として使用されていることが多いです。

これが使用されているから、十分な甘みがありながらカロリーを抑えることができているのですね。

人工甘味料の危険性について

人工でここまでの甘みを出すことに、危険性はないのでしょうか。

実は、人工甘味料には中毒性があるのです。

「また食べたい」、「また飲みたい」、「でもカロリーはほとんどないし良いでしょ!」と思って、無限ループのようになってしまうのでしょうか。

どれほどの中毒性があるのか調べたところ、好きすぎて1日3本は最低でも飲まないと気が済まないという人がいたほど。

それほどの中毒性があるのに、なぜ市場に出回ってしまったのか…。

実は、砂糖より数百倍も甘く、そして大量に安く製造できるというこの画期的な仕組みから、実は、人体への影響がわからないまま急速に広まってしまったという背景があります。

知識がなくカロリーがないからと勘違いし、疑わずに摂り続けると、強い甘さに慣れて味覚が鈍ってしまい、果物などの自然な甘さが物足りなく感じるようになってしまうことも。

さらに、副作用として、神経伝達物質に悪影響を及ぼすこともあることが判明しました。

これにより、鬱や不眠などの精神疾患を引き起こす恐れも大きいのです。

こ、怖すぎます!!こんな落とし穴があるとは…。

実は、腎機能の低下、脳卒中、心筋梗塞など、血管系疾患の発症リスクが高まったりするというデータもあるほど、人工甘味料とは恐ろしいものだったのです。

「いまのところ、いいところってカロリーが低いから太りづらいっていうことだけなんじゃ…。」と思ってしまったそこのあなた。

実は、さらに大きな落とし穴があったのです!近年、学会で驚くべき報告がありました。

それは、

『糖類を人工甘味料に替えるということが、減量や血糖コントロールに有用とする科学的根拠は十分ではない』

というものです。

なぜなら、肥満ホルモンに影響するインスリンに作用してしまうため、人工甘味料を使っても、肥満や糖尿病のリスクになってしまうのです。

このことから、砂糖を摂るより、人工甘味料を摂り過ぎた方が何十倍も恐ろしいことになる可能性があるということがわかりました。

まとめ

・コカコーラ・ゼロは、約14キロカロリーとわずかにあるが、通常のコカコーラと比べて113分の1ほどしかカロリーがない。

・コカコーラ・ゼロは、カロリーが低い分一見太りづらいが、人工甘味料というかなり強い甘みがあるものを使用しており、副作用の危険性がある。

・人工甘味料の副作用として、味覚の鈍り、そして肥満ホルモンに作用してしまうため、砂糖を人工甘味料に変えたからといってダイエット効果があるわけではない。

最近コンビニでもよく見る「ゼロキロカロリーゼリー」なども、こういった人工甘味料を使っていると思うと少し怖いですよね。

ただ、カロリーが通常の砂糖を使用したものと比べると、低いことは確かです。

「ダイエット中、どうしても甘いものが欲しい時などたまに食べる」という使いわけができれば、問題はなさそうですよね。

しかし、悲しいことに人工甘味料が使われているものはまずいという評価もかなりあるようです。

せっかく「自分へのご褒美!」として甘いものをチョイスしたのに、罪悪感からカロリーゼロを選んで、さらにおいしくなかったら、これほど満たされないデザートはないでしょう(笑)

おいしいものは、たっぷり砂糖を使っているものです。

「楽して痩せる」という永遠のテーマは、どんどん遠くなっていく一方ですね…。

こうなったら、「たまのご褒美!」というときはがっつり食べて、トレーニングなどをするしかありません!

自粛モードで自宅にいる時間が長いからこそ、食生活やトレーニングなど、体についてしっかり考えていきたいですね。