話題のレモン風呂の作り方・やり方 | 驚きの効果や注意するべきポイント

入浴は一日の疲れを解消してくれますよね。

入浴の質を高めるために、入浴剤を使用したり照明を暗くしてロウソクを焚いてみたりといろいろな方法を行っている方は多いかと思います。

他にオススメの入浴方法を探している方はいるのではないでしょうか?

この記事では、数ある入浴方法の中でもオススメの「レモン風呂」の効果とそのやり方についてお伝えします。

レモンの香りや成分にはいろんな効果をもたらしてくれる優れたものが含まれています。この記事を読み終えると、レモン風呂についての効果・効能についてしっかりと理解できますよ。

レモン風呂の効果

では、具体的にレモン風呂の効果について5点お話していきます。

・疲労回復

レモンにはクエン酸が多く含まれています。レモンの酸味はこのクエン酸とビタミンCからきています。

クエン酸には疲労物質である乳酸を分解する働きがあるため、疲労回復・筋肉痛軽減または予防などの効果があります。

いつもより疲れが溜まっていると感じた日に、レモンのクエン酸をプラスすることで、疲れが取れやすくなります。お風呂でマッサージしながら疲れをほぐしてみてください。。

・髪の毛の改善

髪の毛は本来弱酸性ですが、私達が普段使用しているシャンプーは弱アルカリ性の物が多く存在しています。弱アルカリ性になると髪の毛がきしんでパサパサの原因となってしまいます。

そこで、レモンのクエン酸で最後に髪の毛を整えると酸性に戻り、サラサラの手触りになります。

またクエン酸には髪の毛のキューティクルを引き締める効果もあるのでより髪の毛はしっとりとします。

方法ですが、いつも通りシャンプー・リンスをした後に、湯船に浸かりながらレモン風呂を髪の毛にしみこませてください。

より効果を感じたい方は、洗面器にレモン汁を絞り髪の毛に浸透させてください。

また、手触りが良い髪質になるだけではなく、血行改善により頭皮も柔らかくなり、抜け毛や薄毛、切れ毛などの改善に効果がみられます。

・美肌効果

レモンに含まれているクエン酸とビタミンCには以下の美肌効果もあります。

  • アンチエイジング
  • 新陳代謝活性化による美肌効果
  • 毛穴のつまりや黒ずみの解消
  • シミ、そばかす、シワの防止

などなど、女性に嬉しい効果が沢山あります。ぜひレモン風呂のお湯をお肌に浸透させてスベスベ肌を実感してください。

・リラックス効果

レモンにはリモネンという爽やかな香り成分が含まれています。このリモネンは脳に働きかけて、心を落ち着かせてくれる作用があります。

レモン風呂は心と体、両方面から癒し効果があるという事ですね。

・冷え性改善

女性で冷え性に悩む方は多いかと思います。冷え性からくる体の不調は「頭痛・肩こり・肌荒れ・生理不順」などなど様々な悪影響があります。

冷え性の改善方法はいくつかありますが、その中の一つに入浴で体を温めるのは効果が高いとされています。

そこでレモン風呂でクエン酸をプラスすることで、血行促進され冷え性改善にもつながります。

レモン風呂は爽やかな香りで夏場でも適していますが、寒い冬でも体をポカポカと温めてくれる優れものなのです。では次に具体的なレモン風呂の作り方をご紹介します。

レモン風呂の作り方

レモン風呂の作り方は4種類あります

・丸ごと湯船に浮かばせる

丸ごと使うことで数回レモン風呂を楽しむ事ができます。しかし、レモンの成分が抽出されないために効果はあまり期待できません。

レモン風呂を初めてやる方は、まずはこちらから初めてみてはいかかでしょうか。個数は3~4個がオススメです。

・輪切りにする

輪切りにしたレモンをお風呂に浮かべます。レモンの成分がお湯に浸透するため、効果は実感しやすくなります。

筆者はレモンが浮かんだ視覚的な楽しさと実用的な効果、両方堪能できるこちらを一番オススメします。

使用する個数は筆者は2個を使用しています。しかし肌への刺激もあるため、初めての方は1個から初めてください。

・絞ったレモン汁をお風呂にいれる

キッチンにあるレモン絞り器であらかじめ絞ってお風呂にいれる方法です。

こちらの場合、生のレモンである必要はなく、ポッカレモンや粉のクエン酸でも代用できます。代用する際は大さじ1杯が目安です。

輪切りにしたレモンの後処理が面倒だと感じる方は、このやり方で気軽に始める事ができます。

・天日干ししたレモンをいれる

お肌が弱い方は、こちらをオススメします。1週間~10日ほど天日干しにしてからお風呂にいれると、刺激も抑えられるからです。

刺激は少ないですが、レモンの成分に変わりはないため、天日干しをするというひと手間を加えるだけでいいとこ取りのレモン風呂になりますね。

レモン風呂のコツと注意点

難しいコツはなく気軽に始められるのもレモン風呂のいい点です。中にはお肌に合わない方もいらっしゃると思います。

お肌がピリピリとするようでしたら中断して洗い流してくださいね。初めて行う方はまずは1個から試してみてください。

また、輪切りしたレモンを直接お肌に載せないようにしてください。刺激が強すぎてお肌を痛めてしまう可能性があります。

お風呂で使用する前に、レモンは洗剤で洗ってから使用してください。料理等で使用した後の残ったレモンをお風呂に入れて再利用するのもいいですね。

レモン風呂を楽しんだあとは輪切りのレモンを蛇口にこするとクエン酸の効果で水垢や汚れが綺麗になります。

また、鏡に貼り付けて30分ほど放置すると鏡にこびりついた水垢も落としやすくなります。

まとめ

レモン風呂には様々な効果がある。具体的には以下5つ

  • 疲労回復
  • 髪の毛の改善
  • 美肌効果
  • リラックス効果
  • 冷え性改善

・レモン風呂の入浴方法は、以下4つ

  • レモンをそのまま浮かべる
  • 輪切りにして浮かべる
  • レモン汁を絞って入れる
  • 天日干しをしたレモンを使用する

・レモン風呂に入る際の注意点

肌の弱い方は使用を中断すること。初めて入る方はまずはレモン1個を使用するか、天日干ししたものにする。

・最後の最後まで役に立つレモン風呂

レモン風呂を楽しんだ後は、レモンをそのまま水垢清掃として使える。ゆず風呂や菖蒲湯のように季節風呂は馴染みがありますが、レモン風呂はおそらくあまり見かけないかもしれません。

しかし、効果・効能をあらためてこうしてみてみると、レモン風呂の魅力をご理解いただけたかと思います。

お風呂にぷかぷかと浮いたレモンを眺めながら入るお風呂は、いつもと違った楽しさもありますし、しっかりと効果もあります。